5 | 751件 | ||
4 | 122件 | ||
3 | 49件 | ||
2 | 26件 | ||
1 | 73件 | ||
合計 | 1021件 |
連ドラのレビュー評価が高かったので、初めて視聴してみました。トリックは、ラストの偏向レンズに関わるあたりが山場なんでしょうが、ちょっと複雑すぎて分かりにくかったです。科学的な根拠を押し出すよりも、私は人間の心理面を深く楽しみたい方なので。芸術家としての誇りを傷つけられたことが動機となった、ということなら藤木さん演じる芸術家とパトロンを演じた館長の佐野さんに焦点をあてて、もっとじっくり撮って欲しかったですね。前半の管理人さん絡みの事件はちょっと余計だったかな。
大野さんは裏にダークな者を抱えている超クールなキャラですね。その分、滑舌の悪さが非常に気になります。鍵の専門分野に関わる部分こそは、彼の面白さの醍醐味ですから、特にきっちり伝えて欲しい。セリフ回しは役者の基礎力なので、今後、俳優活動を続けられるなら克服しなければ。ルックスから表情の作り方は、演出家と良く連携が取れているなと思います。私はどちらかといえば彼よりも、佐藤さんと戸田さんのコンビに好感が持てました。彼らが大野さんの分までたっぷりと感情表現をして下さったように思います。
大野さんはレギュラー回で十分でSPやる予定は無かったと思う。
全体的に乗り気でない様子がありありでした。その分周囲の人のやる気と頑張りが目立っていました。2時間で収まるでしょう。
CMとばすのもストレスでした。
Yさん
なんでそんなことがあなたにわかるのですか?
久々の鍵部屋だったから楽しみにしてたけど
なんでこんなにCM多いの?
リアルタイムは、かなりきつかった。
後で録画で観たらストレスフリー。
せめて2時間におさめてほしかった。
ストーリーもCMが多く間延びしたせいかドラマの時よりスピード感もなくあまり印象に残らなかったな。
でも地元の美術館が舞台だったから、そこは嬉しかった。
総合的には連ドラの時より-1で☆
また観たいなとは思うが
次回は2時間以内にしてね!
連ドラの時もそうでしたが、やたらと主演の滑舌を指摘されますね。
個人的には、ぜんぜん気にならなかったのでなおさら、なんでそんなに
滑舌が気になるのかと不思議に思います。
そもそも、普通の人でも舌足らずな人もいれば、モゴモゴ話す人もいます。
まして榎本は表情を変えずに淡々と話す人なので、歯切れの良い話し方にはなりえません。
強いて指摘するなら、早口で聞き取りにくいという部分もあるかもしれませんが
その点ばかりを取りたてて俳優として致命的というのは偏りすぎに思います。
名優と言われる方でも滑舌の良くない役者さんも大勢いらっしゃいます。
それが逆に味になっている方もいると思います。
それよりは、他の部分、声色であったり、目の表情や口元のわずかな動きで
多くのことを感じ取れ、感情が伝わってくる演技力は評価できると思うのですが。
私はこのスペシャルドラマで初めて「鍵のかかった部屋」を見ましたが、連ドラから大野さんの滑舌についての指摘があったんですね。ああ、なるほどと思いました。気になるのかどうは、個人の感じ方でしょう?感性の違いであって、批判すべきものではないと思います。
私は、特に鍵にまつわる専門的なセリフが続く場面で気になりました。素人には聞き慣れない、知らない固有名詞があったり、難解な鍵の仕組みについての長い説明でしたから、尚更でした。人物の感情や考えを表わすセリフならともかく、客観的な事実や事件の核心に関わる説明を具体的に提示するセリフにおいては、明瞭さ(滑舌)が求められると私は思います。
また滑舌についての指摘、いえ、感想が続くようになりましたね。表情を変えないで、との監督からの要望で、表情筋をほとんど使わず口先だけで専門用語の台詞を早口で話す。舞台経験者の方が難しい…と連ドラの感想の時に仰ってましたよ。
実際、表情筋をフル活用してしゃべっていた怪物くんの時に、大野君、こんなに滑舌のことで言われてましたっけ?
それは演出に対しての意見になりませんか?
表情筋を使わずに口先だけで、滑舌良く話せる人って誰でしょう?
いっこくどう…さん?
実は演出の方が、大野さんにそういう注文を出したんだよなんて、詳しい予備知識もなく初見でドラマを見た視聴者には分かりませんよねぇ。大野さんの他のドラマを逐一チェックしている視聴者ばかりではありませんし、これは俳優の力だと誤解?をまねくのは致し方ないと思います。またそういう誤解を招きかねないものがこのドラマ特有の演出だとしたら、私は好ましくないな、と思いますね。
>表情筋を使わずに口先だけで、滑舌良く話せる人
そういう腹話術師レベルを演出は大野さんに求めちゃって、失敗しているのかもしれませんね。だって、事件の核心部分や重用部分が伝わりにくいと感じちゃっている視聴者がいるっていうのは問題だもん。演出の基本は、ドラマの内容を分かりやすく効果的に伝えることだと思うしね。
なるほど、それならば連ドラから見ていただければ分かりますが、榎本は明瞭に話す事を求められてない役です。
そして、意味が分からない初めての言葉が聞き取りにくく感じるのは、英語などのヒアリングと同じです。
聞いただけでは分からなかった英語も、英文を見てから聞き直すと急に聞き取れるようになる経験は誰しもあると思います。
人の耳というのは理解不能な言葉は はっきり聞こえなく感じるものなのです。榎本の言葉も、意味さえ分かれば、きちんと聞き取れるようになりますよ。
もともとドラマの榎本の魅力は 、素人には難解な話を早口で まくし立てて 周囲が呆気に取られる、というところに面白味があるのです。
連ドラからのファンなら、榎本の楽しみ方は分かってるはずですけどね。
1回で理解できないのは当たり前!録画は必須、繰り返し見て聞いて考えて、更に他の人の解釈も あぁなるほど、とか、いや、こういう事では?とか、色々 語り合い、想像を膨らませるのが楽しいんですよ。
なので、殊更に滑舌が どうこう、なんて全くの問題外であり的外れな指摘でしかない、というのが元からの鍵ファンの、正直な気持ちだと思います。
という訳で、よろしかったら ぜひ連ドラから ご覧になることを お勧めします。同時に当時の皆さんのコメントも合わせて ご覧いただければ きっと鍵部屋の本当の面白さや楽しみ方に気づかれる事と思いますよ。
はぁ〜連ドラの初回から見ないとついていけない、分かんないSPドラマなんですか〜
そりゃ大変だ。
制作側は、新たなファンを取り込もうとしてドラマのオープンニングに連ドラのあらすじなんかを盛り込んだと思っていたのですが?
違ったんですかね。
それこそ熱烈なファン(信者って書いたら語弊がありますかね?)じゃないと、
ドラマの肝が理解できない、
演出も受容できない、
原語の外国ドラマのごとくに何度も視聴しなきゃ聞き取れない、
視聴者にこんな注文をつけてくるドラマなんですかね。
私はご免被ります。
↑の方ではありませんが、横から失礼します。
連ドラ当時TV誌で読んだけれど、演出家の方は、「くぐもった声で、抑揚なく早口」を要求したようです。
「もっと、くぐもった声で」と指示が…。と、記事に書いてありました。
今回も、もっと早くしゃべって!と言われたと大野君がTVで言ってました。
ゆっくりはっきり喋るのは、榎本のキャラではないのでしょう。
あのしゃべり方は、演出家さんのこだわりのようです。
大野君は、あえて、指示どおりそういう喋りをしているのだから、聞きとり難さを責めるのは酷だな、というのがファンの気持なのでは?
私も、演出家の方が「もっとくぐもった声で」と指示を…という記事を見た時、その指示はどうなの?と疑問に感じたのですが、プロの演出家の方の方針なのだから、仕方ないと思いました。
大野君ではなく、榎本がああいう喋り方の人なんだと解釈すればいいと思います。
最悪、字幕付きで見るとか?
そこまでして見たくないか。
私は、だいたい聞き取れてるから別にいいんですけど、気になる人には気になるんですね。
ちなみに、くぐもった声って言うのは、何を言っているか聞きとれないような、こもった声のことらしいので、聞き取れなくて正解らしいです。
よろしければ、と書いたはずですので、ご自由に。
どんなドラマや映画でも、本当に その真髄を知ろうと思ったら、初回から きちんと見るのは当たり前だと思いますが。
全てを見て その魅力に気づいた人からすれば、SPを見ただけで語らないでほしいと思うのも当然でしょう。
誤解されているようですが、あなたに反論している皆さんは、あなたを責めてるのではなく、榎本の魅力や鍵部屋の楽しみ方は違うところにある、と説明しているだけだと思いますが。
その点を ご理解いただけないなら残念ですが、ご縁が無かったという事でしょう。
ファンの方が大野さんを擁護したい気持ちはわかるけど、ドラマを見るのにいちいち録画して何度も見直せ、でなければドラマの真髄はわからない、というのはあまりに強引な主張ですよ。それにSPを見る前に連ドラもすべて見てから文句言え、と言うのも。私は佐藤さんのファンなのでこのドラマも大いに楽しんでいるけれど、確かに榎本の長台詞は一回では十分に聞き取りにくいと思います。くぐもった声で、というのが演出側からの要求であるとしても、それを見た視聴者から不満が出るのはどうなんでしょう。役者にとっての滑舌はやはり大切ですよ。リーガルハイの堺さんを見たら、本当の役者さんの凄さがわかると思います。まあ、大野さんはアイドルだから、という面はあると思いますが、今後ドラマの仕事をするならやはりもう少し努力したほうがいいかも、とは思います。
連ドラの時から滑舌が気になる人はいたし今回初見の人で気になる人もいると思う。
誰の耳にも聞き取りやすいほうが見やすいでしょうしその方がいいのかもしれません。
でもこの作品に関してはそこはもう変わらないかなという気がします。それが榎本なので。
それにリーガルハイと一緒にされてもと思います。榎本はそういうキャラではないですし。
「聞き取りにくい」のはくぐもった声で話す主人公という設定上の演出なので主演には問題ありません。
あの表情ではきはきと喋られても違和感を覚えますし、「演出」というのは主人公の喋りだけではなくカメラワークや脇役の捕捉も含めた内容です。全てを含め一部の方以外は「わかりやすい」と感じる内容だと私は思いました。
何度も見直さなくともわかりやすい解説がありますし、例え聞きにくくとも演出を見ていれば安易に理解可能かと。
一応言っておきますが、私は大野さんのファンではありません。
演出という点を主演の不手際だと勘違いして批判している方々に一言申し上げようと思い意見させていただきました。
かなり前半は我慢我慢でした!CMが多すぎて!!!!
でもやっぱり鍵部屋!あの美術や音楽、映像、こだわり部分健在で嬉しかったです!!!
すごくよかったし、映画館で見たかったな~と思いました。あれだけで終わらせちゃうのはもったいない~。
えのもっちゃんの口調も最初あれ?こんなに聞き取りづらかったっけな~ と思いましたが、すぐに慣れちゃいました。
もともとトリック部分を完全に理解しようと思ってないので、内容が聞こえづらくてもあまり気にならないんですけど、そこが重要って方もいるんですよね。人それぞれですね。
芹沢さんの相変わらずなお茶目っぷりが本当よかったです。
しかし青砥さんも芹沢さんの扱いに慣れましたねww
相変わらずの3人に笑ってしまいました♪
説明台詞の時も、特に聞き取りにくい事は無いんだけどなぁ。
皆が、主役の滑舌、滑舌言うもんだから、初めて見る人が、無意識に榎本の台詞に注目してるのかも。
粗捜し目的だと、あ!今、舌足らずだった!ほんまや、滑舌悪~!!みたいな(^o^;)
確かに、リーガルの堺さんと比べられても(笑)
顔の筋肉フル活動じゃないですか(笑)
怪物くんや、天性薫風等舞台の大野くんは、えっ?
あの大野くん??
滑舌めっちゃ良いやん!!って言われてるので、やはり演出の問題もあるのかと。
冒頭の、榎本の台詞思い出して下さい。
固定観念を捨て、色眼鏡で見ること無く…です。
何も気にせず、ドラマを見てた私は、全然気になりませんでした。
相変わらず滑舌オタ襲来か。
古美門と榎本を一緒にしたがる視聴者の頭の中が理解できないな。
がなってどなって抑揚つけて一語一語をハッキリ発声することを求められてるキャラと一緒にすんの?
芝居、見たことない?
熱狂的なファンが擁護したい気持ち…それは、そのままお返ししよう。
私は他に好きな役者さんはいっぱいいるけれど、全てを一緒くたにして観た事は一度もない。
そんな愚かな見方をするなんて、芝居をバカにしてる。
本当に失礼極まりない。
このドラマは、余白を持って視聴者に考えさせ、想像させるドラマだ。
だからこそ、皆、何度も見返して、あーでもないこーでもないと想像し個々がそれを楽しんでいる。
滑舌が悪い?
結構だ、ドラマ版「榎本径」とはそういう人物だ。
まあ、幸い、自分はそれを聴き取れる耳を持っているので全く困らないがね。
それにスタッフのこだわりもいいね!
背景も綺麗だし、小道具も見ていて楽しい。
見る度発見があり、また、鍵部屋ファンの指摘や発見で見返してみるという楽しみもある。
正月番組だから、CMが多いのは致し方ない。
毎年そうだ。
でも、最後の謎解きの部分でCMが入らなかったのは、スタッフに感謝したい。
連ドラの秀逸なラストで続編は諦めていたが、こうなってくると欲が出るな。
また、新たな密室であの3人に会いたくなっている自分がいる。
評価はつけないよ。
評価が上がるとまた厄介なのが来るからさ。
リーガルハイ云々は、連ドラの時から比べている人がいたけれど…。
大野君がこみかど役やったら、こみかどみたいな喋りをするでしょう。
榎本役だから、あのしゃべりなわけで。
堺さんが榎本役で、演出家の指示通りやったら、リーガルハイみたいなしゃべりはしないでしょ。
もし、リーガルハイみたいなしゃべりだったら、演出家、完全無視ってことだわ。
堺さんは新撰組の頃から好きだけど、榎本とこみかどを比較しても意味がないと思います。
大野君、過去の他の役の時、滑舌悪いなんて言われてませんでしたしね。
それに、解説映像、親切丁寧で分かりやすいですよね。
耳からの情報だけでなく目からの情報も入ってくるのだから、分かりずらいって事はないでしょう。
自分は、耳からの情報も、そこまで聞きずらいとは思わないけれど。
ゲストの藤木さんは、「ナースのお仕事」以来、結構色んなドラマで拝見してましたが、藤木さんを素敵という人の気持ちが、あまり理解出来なくて、彼の良さが全く分からなかったのだけど、何年かして、「ホタルノヒカリ」の部長役を見て、良さが分かりました。
役柄が好きだったからか、それ以来、いい印象。
リーガルのファンの方だったのですね。
そりゃあ古美門先生の滑舌と榎本の滑舌を比べても、ストーリーのスタンス、方向性もキャラも全然違いますから…
堺さんはとても上手な役者さんだと思いますし、好きですが、だから大野智がアイドルで専門役者じゃないから何だというのでしょう。
芹沢と対面した時の無味乾燥な表情といい、「貯金です」「一生懸命貯めました」を繰り返す掛け合いの絶妙な間の取り方。うま~い!!
佐藤浩市さんだけが上手くお芝居しても成り立ちません。
藤木直人演じる稲葉が「謎が解けなければ仮説に過ぎません」答えて「そうですね…」榎本が応じた声が短いですけれど、2人の頭脳戦のゴングが鳴ったようでドキドキしました。
くぐもっていても耳触りの良い声です。
物語も面白かった。
お正月3日の放送と分ってからCMが多いのは覚悟の上。
録画をCMカットでリピすると話の流れがスムーズになりました。
ダイジェストは要らなかったと思う。
2つの話を合わせた無理無理感は多少ありますが、しがないコソ泥だけど、倒れてる老人をそのままにできなかったり、自分の指紋をふき取るのにお掃除までしていく管理人小桧山と、ハイソサエティな美術館長平松の欲、プライドをズタズタにされた稲葉の…何かな?哀しさを、対比させるとそれぞれ活きて脚本も上手だと思いました。
映像も綺麗でBGMも場面、場面で効いてます。怪しげな防犯ショップ、不思議の国のアリスの迷路にしても美術さんの拘り満載で細部まで連ドラのクオリティのままです。
一つ残念なのは編集でCMあけに、前のシーンに被る時間が割と長かったり、まったく被らなかったりしました。
映画館で2時間、途切れることなく観たかった。
このドラマってもと(原作)は小説なんですね?もともとの榎本のイメージが大野さんにかぶるところがあるので抜擢されたのでしょうか。まぁ小説だったら、人物の話し方なんてどう設定しようが全く関係ありませんけど、テレビドラマで音声化されるといろいろな感想(意見)が出るんじゃないですか。
私は、特に前半、鍵の名称を含めた説明をする長セリフが聞き取りずらかった。初見での正直な感想です。ビジュアル説明で補っているつもりなんでしょうが、セリフでしか伝えていないところ(鍵の固有名詞とか)もあったでしょう。私はこれを彼の個性として受け止めたというよりは、謎解きもののドラマの神髄であるはずのトリックや彼の専門である鍵についての説明について明瞭さに欠けると思ったので、余計に滑舌が悪いと感じました。彼は鍵やトリックに関してはとても饒舌になりますが、その他はセリフがとても短いでしょう。ギャップがある分、なおさら印象に残りますね。
結局、不特定多数の視聴者を相手にするテレビドラマでありながら、より多くの視聴者にドラマの大切な部分(と私は感じる)についての分かりやすさよりも、榎本の個性(くぐもった声、平板、早口)を演出家さんは優先させているってことですよね。それにどういう感想を寄せるか、ってことは視聴者の自由ってことでしょうね。
ここかなり白熱してますね!
大野くんのドラマは面白いからほとんど観てます。
一番のお気に入りは魔王ですが、確かにこれは面白いけど大野くんの台詞は字幕ないと聞き取れませんね(笑)
でも、滑舌云々はそこまで目くじら立てて怒らないでもとファンでも思うけどな。
演出と言われればそうだろうし
台詞回しがイマイチと言われればそうかなと。
ま、確かにスペシャルは長すぎでイマイチ感情移入しずらかったのは確かかな。
何処かで読んだんですが、原作の榎本は、もっとスタイリッシュでカッコいいキャラらしいです。
純子も、ドラマではちょっとダサいキャラ設定ですが、原作を読んだ人によると、原作の純子は、女優の吉瀬美智子さんをイメージするとか言っていたので、もっとカッコいい女性なのかも。
私は、原作読んでませんが。
脚本家の方が、キャラを変えたらしいです。
榎本をオタクのちょっと変人キャラにしたのは、脚本家さんのアイディアだと脚本家さんが語っていたのを何処かで読んだ覚えが。
原作通りのキャラ設定なら、榎本は、あんなしゃべり方ではないんだと思います。
原作者の方は、密室のトリックを忠実にしてくれれば、キャラ設定はご自由にとのことらしいです。
変人キャラの榎本もいいけれど、原作どおりのカッコいいキャラでもいいのにとも思いますが。
でも、大野君のイケメンキャラは、「魔王」で見れるので、色んなキャラクターのドラマが見れるのはいいですけどね。
原作とはキャラを変えたり、原作に登場しない芹沢という、これまた面白キャラを佐藤さんにやってもらった事で、ユニークな作品になりましたね。
原作ファンはどう感じてるかは、分かりませんが。
滑舌はどこに重点を置いて見てるかによって印象が変わってくると
ここの感想を見て思いました。
私は榎本という人物に魅かれて受け入れてしまってる状態なので
気にならないんだと思います。(原作は読んでません)
このドラマを単純に謎解きドラマとして見てたら
いろんな粗が気になるのは当然なのかもしれません。
それにしても今回も引き込まれました。
とにかくどんな風に帰ってくるんだろうとそこが1番気になって気になって。
久しぶり感もなく淡々とした榎本と会いたかったよ榎本さん的な
純子の再会がおもしろかったです。
登場したと思ったらすぐさま饒舌にトリック解明する姿を見て
これをずっと見たかったと胸が熱くなりました。
CMや巻き戻しが多くて集中力が途切れがちだったけど
最後はほぼCMなしだったので榎本と稲葉の対峙シーンは
見応えがありました。
ラストのニヤリでいつかまた会えるのかもと期待しています。
人の感性、価値観はそれぞれです。賛辞ばかりになる必要はないと思うので、台詞が聞き取りずらくて、それが嫌、あるいは問題だ、と感じる人がいても別に何の問題もありません。
しかし、ただそういうことを主張するだけでなく、役者の能力に結び付けて、その責任を問い、リーガルハイの堺さんを見習え、もう少し努力しろ…などという意見が出るから、いや、それは違うでしょう。もともとキャラが違うし、そういう演出なのだから比べるのは間違いでは、という反論が出るのだと思いますが。
私はどのような意見があっても良いとは思いますが、このような滑舌のことが話題になる度にうんざりします。なぜなら、大体において議論が巻き起こるのですが、それが不毛だからです。この議論に着地点はありません。結局は、価値観や感性の問題だからです。それで流せば良いことを、延々と言い募る。最初の発端になるのは、大概が上のような主演の責任を問う投稿です。
議論は嫌ではありません。それが建設的あるいは面白いものであれば。批判意見も特に嫌ではありません。それが筋の通ったものであれば。
SPですが、やはりCMは多すぎだと感じました。集中が途切れます。CMを飛ばして編集し、もう一度見直しましたが、一回目に観たときよりずっと面白かったです。
個人的には、最後のお金を見て笑う場面は、少しやり過ぎだと思いました。もう少しぼかしてくれた方が良かったです。
主人公に関する演出についての予備?知識が無い状態で、このドラマにおける大野さんの演技をほぼ初見(私はそう)の状態で視聴したら、俳優の力(滑舌)について疑ってしまうのも無理はないと思いますが。滑舌に関する感想が今回も寄せられたのは、気になると思う方がそれこそうんざりするほどいらっしゃるという証拠でしょう。その上で、いやこれはそういう人物設定、個性として演じられているんだという意見を知ったことは私は良かったと思います。ある意味、大野さんへの疑惑?がこの場でまた晴れたんじゃないですか。そしてさらにその演出の意図についてそれぞれの意見や価値観を交換していることは、私は必ずしも意味のない、不毛なこととは思いませんが。
ドラマの感想欄なんて、所詮は異なる価値観や感性が綴られる場所です。他ドラマのレビューも参加しますが、互いに顔を付き合わせているわけでもないし、滑舌のことに限らず、単なる言葉のやりとりだけで満足な議論の着地点にたどり付けるなんて不可能です。ただ他の人の価値観や感性を知ることに、自分なりの意味を見いだせればそれでいいんじゃないんですか。自分とは別の考え方がこんなにたくさんあるんだ、と知ることができるのは私は収穫だと思います。
相変わらず凄い人気ですね、鍵部屋。
我が家の大学4年の息子がすっかり鍵部屋ファンになってしまい
SPを楽しみにしてました。
視聴後は理系家族なので主人共々あーでもないこーでもないと二人で議論をしてましたよ。ちなみに滑舌云々は一切言ってなかったですね。
聞き取れる人には聞き取れるし、色々な知識を持った人なら大体一発で解るでしょう、それにそんなに難しい言葉はなかったですし。
トリックには少し粗があったかな、とは言ってましたが。
滑舌の良い役者なんて沢山いますよ、しかし視聴者を魅了できる役者は少ないですけど。
ちなみに私は田村正和さんが好きです、あの佇まいや決して大げさに演じなくとも画面から滲み出るオーラなどなど。
昨日主人がBD予約してました、すっかり大野ファン?榎本ファン?
>2014-01-07 20:06:34 名前無し さん
文章を推敲しようとしたら、誤って投稿ボタンを押してしまいました。失礼しました。
主演を含め役者に対する批判にしろ、ドラマの構成その他に対する批判にしろ、批判そのものを抑圧しようという意図は全くありません。能力に対する批判であってもです。あって当たり前だと思っています。
ただ、一つのことについて議論が起こる場合、その焦点が合わないまま、議論が微妙にズレて延々と展開されることが、私は非常に気になるのです。これは、性格の問題でしょう。
ですが、このようなレビュー欄で、整然とした議論を求めること自体がおっしゃる通り間違いでしょうね。
異なる感性や意見を知ることができて良かった、私もそう思います。失礼な物言い、申し訳ありません。ご意見、ありがとうございました。
2014-01-07 21:17:04 名前無しさん
コメントをありがとうございます。またどこかで意見交換の場を持てると良いですね。
今回、批判めいてしまいましたが、このドラマ、私は大野さん、戸田さん、佐藤さんのトリオの関係がいいなと思いました。特に佐藤さんは良かった。大野さんと戸田さんを上手に繋げていらっしゃる。さすがベテランですね。リーガルハイの話題もあがったついでに、古美門、薫、服部さんのトリオもいい。話題性が高いドラマというのは、主人公を中心としたこういうグループが登場することに共通性があるのかもしれません。
2014-01-07 09:02:47さん、
私は ドラマを見るのに録画を何度も見直せ、だの、連ドラを全て見てから文句を言え、だなんて一言も言ってませんよ?
連ドラからの鍵ファンなら、自然に繰り返し見て、皆さんと色々 話し合って、それがとても楽しかったんです、と言っただけなんですが。
そして、ドラマに限らず映画や何かの本でも、他にシリーズがあるなら作者の言わんとするところや作品の真髄は、全て目にしないと分からない、というのは物事の真理ではないですか?
という自分の考えを表明し、「よろしかったら」連ドラの方も見る事を「お勧めします、と提案した」だけなのですが。
色々な事情を知らない初めてSPを見た人に、連ドラからのファンの考え方や楽しみ方を説明したり、榎本や鍵部屋の事を よりよく知っていただくための、一つの方法を提示しただけで、「~しろ」なんて強制するような言葉は、一言も書いていませんよね??
人のコメントを勝手に曲解して、事実と違う言い方にするのは止めていただけませんか? まして、それで批判されても何をかいわんや、です。
2014-01-07 02:24:34さん、
同じように、「~しなくちゃいけない」なんて一言も書いていませんよ。
あなたが正直な気持ちを書いたように、私も連ドラからのファンとして、ドラマ版榎本が生まれた背景や、今までの鍵部屋の楽しみ方や、滑舌の話には連ドラ時代から既にウンザリしているのだ、という事を あなたのような初めての方にも知っていただきたくて正直な気持ちを書いただけです。
連ドラ時代、リーガルファンによる執拗な評価下げがありました。他の方も言われている通り、要求される演技が真逆で比較しても全く意味がないにも関わらず、です。
それでも鍵ファンは向こうのサイトに行って仕返しする事もなく、鍵部屋を信じて耐え、当該クール視聴率1位という「結果」を手にし、批判を賞賛に変えてきた経緯があります。
その中で滑舌の件は様々な検証を重ねた結果、演出によるものである、という結論に達し、徐々に言及することも無くなっていったのです。
今回SPで復活するとなった時、一番 心配していたのが「また何か言われるんだろうな、、、」という事でした。
「また1から説明しなきゃならないのか」と正直 気が重かった。
でももう、ドラマ版榎本が生まれた背景については分かっていただけた、、、と解釈してよろしいのでしょうか? 直前のコメントが 2014-01-07 02:24:34さんなのかは もう分からないけれど。
だから、もういいです。こちらも言い方はキツかったかも知れないけれど、それだけ誤解されて傷ついてきた深さなのだと、ご容赦いただければ幸いです。
ひとつだけ付け加えるなら、大野さんは元々は舞台出身者であり、嵐のメインボーカルとしても、ボイストレーニングを しっかり積んでいます。
声楽を勉強されている方で大野さんの声を聞き分けられる方なら分かると思いますが、母音が重なる場合などでも、はっきり聞き取れるように歌っていたり等、滑舌よく歌ったり話したりする技術は身に着けています。
また、役によっても声を変えることができます。歌だったら役の声そのままで歌えます。曲の世界観によっても変えられます。
普段の声は小さくても、ひとたび何かのキャラを被ると別人のように声を張って話せます。
このように変幻自在に発声を変えることができるのです。
だから本当に、演出の要求通りの話し方で話しているだけなんですよ。なぜか たいていの場合この点を なかなか認めようとしていただけないのが不思議ですけどね。
最後に、とある舞台の演出家の言葉です。
滑舌も確かに大切ではあるが、滑舌よりも大事なのは「心」です。
どんなに滑舌よくセリフを言えたとしても、役の心が伴っていなければ、相手に届くことはありません。
大野さんの舞台、全身からオーラを発し、鋭い眼力やセリフの迫力に飲み込まれ圧倒されるそうです。
「感情を爆発させる演技をさせたら右にでるものは居ない」と言われるほどです。
榎本は残念ながら真逆の役ですが、これ以上ないくらいの制限の中で、立ち姿や瞳の奥で、心を伝えているように思います。
↑の方、
あなたがとても熱心な大野さんファンであることはとてもよくわかります。お気持ちも十分わかります。
ただ、このドラマを見るのが熱心な大野さんファンだけでなく、純粋な推理小説ファンや他のキャストのファンもいることは理解していただきたいです。そういう方があなたとは違った感じ方をすることも。何度も見直す余裕などなく、一回だけさらっと見る視聴者も大勢いるんですよ。ドラマってそういうものじゃありませんか。
大事な事を書き忘れていました。
もちろん、2014-01-07 02:24:34さんの、専門用語での滑舌が気になる、という気持ちは、きちんと受け止めていますので、ご安心下くださいね。
それぞれの想いがあるのは当然ですし、その気持ちを表明するのも個人への誹謗中傷の表現がない限り自由ですから。
私は私の立場で、今までの想いを お伝えしたまでです。でも本当に当時は同じようなコメントを見る度に悲しい想いをしてきたので、その想いが 2014-01-07 02:24:34さんへの言葉の端々に強く出てしまったのかも知れません。
でもそれは、2014-01-07 02:24:34さんの想いを否定するためではなく、こちらの想いを お伝えして ご理解いただきたかっただけなのですが、自分でも不思議なくらい冒頭の自分の真意を上手く書くことができませんでした。
きつい表現になってしまった事お許しください。
そうですね、鍵の説明の内容よりも榎本の、そんな様子の面白さを伝える方に おもむきを置いているのだと思います。基本、???な純子と同じ気持ちで眺めると面白く見られます。
小原Pも そのように話してますので、全体的なコンセプトとしてあるのだと思います。他の方のコメントの、全体的な演出も含めての榎本だ、というのは そういうところだと解釈しています。
すぐ上の方、
ですから、そういう見方の方が居らっしゃるのも承知していますし、否定もしていません。
ただ連ドラでハマった人の楽しみ方を 説明しただけで、同じことを他の人に求めてなどいません。どう見ようと自由なんですから当然だと思いますよ。
補足です。
要は、鍵部屋って、基本Pさん監督さんを始め、視聴者に媚びずに撮りたいように撮ってるドラマなので、本当に最初から見てないと分からない部分が多いんですよ。
おっしゃる通り、普通はドラマを何度も見るなんて有りませんよね。
でも鍵部屋は、1度見ただけでは気づかない事が山のようにあるんです。
それに誰かが気づいた事を見ては確認し、語り合い、他にも無いかと探し始め、、、という様に、気づいたら何度も見てしまうという中毒性のあるドラマなのです。しかも何度 見ても飽きない。まるで宝物探しのような面白さ。
それは恐らく、オープニングのタイトルのような遊び心のある仕掛けだけではなく、全体的に 視聴者への説明的な、余計な描写は一切しない、まるで本を読んでるように想像力を働かせる余白のある作りになっているからだと思います。あれこれ想像するのが とても楽しいって、ほんと本のようですよね。
連ドラからのファンはそうして、ドラマの裏にあるスタッフの想いやら見えない榎本の内面、3人の関係性の変遷など様々なことを深く掘り下げては考えてきたのです。
それって一言では とても言い表せないし、SPだけでは絶対 分からない。
だからこその、「よろしかったら、お勧めします」だったのですよ。ただ、それも最初から説明しないと分からなかったですよね。
ですから本当に、繰り返し見ろなどと、強要する意図は全くなく、見ていただければ、連ドラから見ていた人が言っていることの意味が分かると思うので「よろしかったら」いかがですか?という意味だったのです。
最初から、このように説明すれば良かったですよね。シリーズが他にあるなら云々の説明では抽象的すぎて、そんな普通 何度も見ないし!と思われるのは当然の成り行きだったと今 気づきました。紛らわしい分かりにくい説明で申し訳ありませんでした。
「ハンプティー・ダンプティ―」って鏡の国のアリスに出てくるキャラクターなんですね。
知らなかったです。
榎本、見た瞬間に「ハンプティー・ダンプティ―ですね。」って普通に言ってたけど、何でも知ってるのねぇ。
私が無知過ぎるのか?
ハンプティ・ダンプティは、マザーグースの童謡に出てくる擬人化した卵のキャラクターです。『鏡の国のアリス』にも出てきます。
知らないから無知ということではないと思いますが、海外作家の作品が好きな人は、おそらく知っていると思われます。マザーグースは海外では小さい頃から多くの人が親しむ童謡で、ミステリに限らず頻繁に海外の小説には出てきます。
榎本は、なんとなく本をたくさん読んでそうなイメージがあるので(私だけでしょうか)、知っているんじゃないでしょうか。
ハンプティ・ダンプティは、塀から落ちて壊れてしまい(死んでしまい)、元には戻らないものの象徴です。それを考えてこのドラマを見てみると、なかなか興味深いです。いろんな意味が何重にも読み取れる面白い象徴だと思いました。
分かりやすく解説して頂いてありがとうございます。
海外作品疎くて、鏡の国のアリス自体も良く知らなくて。
不思議の国のアリスの方は、タイトル知ってるくらい。
元には戻らないものの象徴かぁ…深いですね。そこを考えると切ない。
あの芸術家稲葉は、もう少し冷静になれば殺人しなくてもよかったですよね。
館長は、マネーロンダリングなどの不正だけでなく、殺人もしているのだから、放っておけば、榎本達に犯罪を立証されて刑務所へ行くわけだし、そうすれば縁を切れなくはないと思うんですが。
単に縁を切りたいだけなら、それで済んだんでしょうけどね。
どうしても、館長の発した言葉が許せなかったんでしょうね。
殺人なんかしたら、自分のこれまでのキャリアや人生そのものを棒に振ってしまうかも知れない事は分かるであろうに、それでも許せなかったんでしょうね。
20年、信頼し続けてきた人の、酷い言葉、相当な衝撃だったんだなと。
犯人だけど、ちょっと同情してしまいました。
横からすみません。
無知とは思いませんが、アガサやエラリーから推理小説に入った
世代としては、マザーグースは常識の範囲内です。
榎本が推理小説を読んでたかはわかりませんが、
マザーグースは知ってたんでしょうね。
今回のSPは、CM前とCMあけが全く同じだったのだけが残念です。
連ドラの時はBGMが変わってた演出で、同じシーンでも
違う感覚で見れました。
笑われるのを承知で言いますが、何度も見てます。
そんな楽しみ方を否定されたくないです。
どなたかが言ってましたが、怪物くんのときは滑舌には全く
触れずに、それでも否定されてました。
三人の掛け合いが少ないのも、榎本が距離を置きたいって
感情を演出したのかな?
推理以外にも想像を膨らませてくれる本を読んでるような
この楽しい作品が大好きです。
私も繰り返し見ています。
3人の関係も面白いし、事件に関わる人達の人間模様も興味深いし、映像そのものも綺麗だなと思います。
場面ごとの音楽もいいですね。
レス頂いた皆さん、ありがとうございました。
皆様の感想を興味深く拝見、いろいろなご意見になるほどと共感したり、それはないだろう・・・と思ったり、ドラマを楽しんだ後にここへ伺って肯定的な感想に新たな発見もあり再度鍵部屋を見たくなりました。
感想の感想はタブーとは思いますが、ドラマを肯定的にとられてる方のレビューは知的で参考になります。
私もこのドラマ、大好きです!
それに繰り返し見ていたのは、主演ファンだけじゃないですよ。こちらでもヤフーの方でも、一般の方のコメントが多数 寄せられていましたし(個人的な感覚では9割は一般だった印象)、皆さん、語る語る笑
特に男性からの投稿が多かったし、普通のアイドル主演の投稿欄に見られるような黄色い声援みたいなのも皆無、大人の会話のできる雰囲気が実に心地よかったですね。
毎回 皆さんの細か〜いw考察を読むのが とても楽しみでした。
今回も 色々 考えさせられますね。
ハンプティダンプティは、今回の事件の謎を紐解く鍵でもあり、事件の性質の象徴にもなっている訳ですね。
マザーグースにあるハンプティダンプティの歌の歌詞を見ると、ハンプティは城壁の上に座っていたのですが、見事に落ち、王様の護衛隊の馬も兵士も、誰ひとり、ハンプティを元に戻す事は出来なかった、とあります。
稲葉のすぐ側に居た助手達や、稲葉の変化に気づいていた周囲の人も、稲葉を止める事は出来なかった、という事でしょうか。
また、美術館のハンプティは仮面でもあります。館長の仮面を被っていた平松、と考えると、その仮面を稲葉が ひっくり返して平松を殺害しに行った、というのも面白いなと思いました。
仮面の裏表っていえば、稲葉って、榎本や純子と初めて会って作品の説明とかしてた時は、紳士的で品のいい口調だったのに、終盤、榎本に密室トリックを暴かれる場面では、凄く乱暴な言葉遣いで、ガラが悪かった。
元々は悪い人ではないんだろうけど…。
稲葉も、平松がどういう状況で何のために殺人を犯したか知ってた上で自分の自由と取引した時点で、平松と同類というか、落ちて壊れてしまったのかも…
この原作はまだ読んでいませんが、ガラスのハンマーで原作の中の榎本は、じわじわ執拗に椎名章を理責めします。
たとえどんな理由でも殺人を犯す事に対する榎本の強い憎しみを感じました。榎本の拘りのラインだと思います。
ドラマでは、諭すような感じでしたけれど
今回は稲葉が平松を殺す前から、鋭い視線を向けていました。口調も冷ややか。
鏡の迷路は「せいぜい金になるガラクタを作ってくださいよ。センセ」そうなじった平松を殺害するための迷路。
「平松さんを疑ってるんですか?」稲葉の嘘を榎本は読めたのかもしれない。
最後の榎本と稲葉の対峙シーンを観ていて、原作のガラスのハンマーの責めてる榎本を思い出しました。
稲葉が「あいつを殺してから何も作れない。」つぶやいた後の榎本の物悲しそうな瞳が印象的でした。
一つ一つトリックを暴かれる度に理性が失われて言葉も態度も落ち着かず荒くなる稲葉役の藤木さんが、佇まいが綺麗な方だけに悲哀感も大きく映りました。
ハンプティ・ダンプティのちょっとした説明など普通なら稲葉や榎本の台詞に組み込まれてもおかしくないと思うのですが、鍵部屋らしい不親切さで、自分で調べたり感想部屋をのぞいては勉強したり楽しんでます。
このドラマを見るまでハンプティーダンプティ―を知らなかったと、何気なく書き込んだのですが、色々教えて頂いたり、このドラマにおけるハンプティーダンプティ―の意味するところや、犯人の心情にまで話が広がって、読み応えがあるレビュー、有り難かったです。
アリスの物語のファンのものです。
1点、ちょっと残念だったこと
「『鏡の国のアリス』がモチーフです」というような台詞があったにもかかわらず、フィギュアの数々は『不思議の国のアリス』のものだったんですね。
なので、ハンプティの顔がトリックの一部だということに、気づいてしまいました。
ちゃんと、『鏡の国のアリス』のにしておいてほしかったなぁ。
「鏡の国…」は、チェスの規則に従って主人公のアリスが進んでいくという話なので、「迷路」という設定にも合うんですよね。
美術館のセットがとても精巧に作られていただけに、勿体無い感じがしました。
あの顔がハンプティ・ダンプティでなければいけなかったのは、表と裏が同じ色―真っ白な顔なので、錯視が起きやすいということもあるのでしょうね。
まあ、滑舌については確かに悪い。
「こもったしゃべり方」とか「抑揚の無いしゃべり方」ってーのと、「滑舌」は別の問題でしょう。
アレは、改善の余地があると思う。
表情の作り方等の演技が素晴らしかっただけに、余計に目立って残念だった。
しかし、このドラマは掛け合いとか間合いが抜群に面白い。
大野智と佐藤浩一の「貯金&一生懸命」の件(くだり)は何回見ても笑える。
ああいったリズム感の必要な演技に関しては、大野智に抜群のセンスを感じる。
榎本の職場が原作に近い怪しい形になった事で面白みが増したし、
原作が追加でもう何作か出たら、第二シーズンが見たい。
その頃には、榎本の滑舌が良くなっていることを願う。
私はセカンドシーズンは望みません。
必ず滑舌云々言われるますが、わたしのなかでは
榎本径のしゃべり方はこうなんですよ。
これを否定されるなら、セカンドは滑舌のいい役者さんでどうぞ。
個人的には歌のお兄さんのセカンドシリーズが見たいな。
ところで、聞き取れない説明部分ってどこなんでしょう。
私にはちゃんと聞き取れたので。
滑舌云々はちょっとしつこくなってきたね
愉快犯が居そう
榎本が2つ目の事件の犯人を「自己顕示欲の非常に強い芸術家タイプ」と言ったけれど、自己顕示欲が強いかどうかは芸術家でも人それぞれだと思うんですよね。
ただ、作るのが好き、絵を書くのが好きっていうだけでやってる人もいるでしょうし。
その結果、評価につながるかも知れないけれど。
大野君も、踊ったり、絵を描いたり、フィギュアを作ったり、自分が満足したいっていう思いでやってるみたいだし。
大野君のの場合、他人に評価されたいからじゃないと思います。
大野君タイプは少ないのかな?アーティストって。
スポンサーリンク