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合計 | 98件 |
読み | どっくあすへのかるて | |
放送局 | NHK総合 | |
クール | 2022年10月期 | |
期間 | 2022-10-09 ~ 2023-02-19 | |
時間帯 | 日曜日 23:00 |
銃で頭を撃たれ12年間の記憶を失ったエリート医師の愛と再生の物語。全16回。
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感動の最終回。もう、何から書いたらいいのか・・・最終的に収まるべきところに収まったという印象だが、そこに至るまでは最後までハラハラドキドキの展開だった。
最も気になっていたエチオピアのガブリエル、やはり祖国を選ぶことに。それが本当の彼自身なのだと。リッカルドが義足を公表することとガブリエルの帰国はある程度想定できた(国名をはっきり出しているので祖国を捨てイタリアで幸せになる展開は難しい)、が、この二人の結末を水泳大会に重ねたのは予想外で素晴らしかった、特にガブリエルが背中の傷をあらわにしたことに驚いた。彼の生い立ち、命がけの渡航、信じて託された祖国の希望という抱えるものの大きさ。消えない暴行の痕に手を伸ばしたエリーザだが、触れられなかった。リッカルドと同じく傷をさらし、秘密はそれぞれにあると笑うガブリエル。そして自分の進むべき道を自分で選んだ。彼はもう立派な医者で、祖国の多くの人々を救うだろう。それを受け入れたエリーザもまた、立派な医者になるだろう。
マルコの結末も静かに描かれた。このドラマのいいところはマルコも含めた医療従事者がみな真摯に病気に立ち向かうところだ。マルコだってそうだった。そんな彼が道を踏み外した。アンドレアになりたかったマルコ。なれなかったマルコ。罪を償い、また立ち上がれるだろうか。
アンドレアも記憶を失う直前は道を踏み外しはしなかったものの、有能だが冷たい医者だった。初回の彼は患者を番号で呼んでいたのだから、今見返したら驚きそうだ(笑)。今のアンドレアからは想像もつかない、そんな彼にしてしまったできごとは何だったか。
アニエーゼはせん妄状態に陥りながらも最後の力を振り絞って、アンドレアに「マッティアの死はあなたのせいではない」と告げる。良き医師良き父良き夫だったアンドレアが豹変するほどの衝撃、受け入れられなかった息子の死、それが自分のせいだったという後悔。アニエーゼは死の間際に、愛の告白でも感謝でもなく、息子を死なせた苦しみからアンドレアを解放したのだった。これを聞いて私は、アンドレアとアニエーゼはようやく終わったのだなと思った。
結局アニエーゼは助かるのだが、せん妄状態で繰り返していた「インターホンをつけて」を回復した後でもアンドレアに念押し。自分が言ったことを覚えているのよ、と。おしゃれだな!
というわけでラストにアンドレアはジュリアに告白。ジュリアの選択はいかに・・・というところで終了。しかしシーズン2もあるということでよかった!それはそれとして、シーズン1はこれで立派に完結だと思う。素晴らしいドラマに出会えて感謝。おもしろかった!
傑作ですねこれは。
みなさんと同じくはじめは誰が誰やらでしたがいつの間にか一人一人に愛着をもつまでになりました。
私の転機はリッカルド回かな。足を失った患者があの研修医と分かった瞬間は感動しました。彼が様々な過去を克服し自分にも彼女にも向き合えてよかったです。
アニェーゼ助かってよかった。新しい夫と里親になろうとしているのでもう復縁は無理かな。みんな幸せになってほしいです。シーズン2を楽しみに待ちます。
初めてのイタリアドラマ、残り僅かということだがとても寂しい。永遠に見ていたい。そう思えるほどに全員が好きになった。初めは全員同じに見えた研修医が今は一人一人の名前も過去も性格も全部語れるくらい。研修医たち若手、アンドレアたち管理職世代、全員に背景があり、それぞれの自分の人生を模索している。彼らを細かく描きながら、ゲストの患者も毎回複数、それぞれに希望や救いを与えて。素晴らしい脚本だと思う。
私が一番気になるのはエチオピアのガブリエルがどうなるか。国を捨て、同胞を見捨てることが本当にできるのか。今の自分が真の自分というなら、同胞のために医者になろうと立ち上がった自分は偽物だったのか。この視点を入れたところがすごい。このドラマなら良い決着を見せてくれるのではないかと期待している。
そしてマルコ。はじめは単純に悪役かと思っていたが、医師としての彼は正しく立派で。皮肉にも記憶喪失によって医師としての本来の魅力を取り戻したスーパーアンドレア、マルコの彼への嫉妬にすごく共感してしまって憎めない。「こんなはずじゃなかった」の説得力がこの14回までに作られている。彼の結末にも期待している。
そして主人公アンドレアの恋の行方は。いや、正直、アンドレアよりアニエーゼとジュリアの気持ちの結末の方が気になる。アンドレアはどうにでもなるだろう(笑)。
はっきりと数えたわけではないがおそらくドラマ前半はアンドレアの息子の死の真相が明らかになるまでと家族の再生、後半は医師として復活していくアンドレアが研修医たちの人生に寄り添いながら患者と病気に立ち向かう姿。ここで培われた絆が最後のアンドレアの危機を救うのか。という希望をもてるくらいにこのドラマを信頼している。
顔はようやくわかるようになったけど名前が全然覚えられない(笑)。でもストーリーを把握するのになんの問題もないのがすごい。私も病名(病気)についても少し説明してほしいけど、もしかしたらそこを無視しているからどんな視聴者でも見てはまれる、つまりドラマのおもしろさはやっぱり人の感情なんだろうなと思ったりも。今回のテーマ「母と娘」なんて古今東西誰もが涙するお話。娘に見捨てられた往年の名女優がうわごとで娘の名を呼び、若い女医が「ママ」と応えてやる。女優は自分がひどい母親だったと詫び、女医は泣きながら許しを与え、そうすることで自分の中の母への鬱屈も昇華されるのだった。そしてオチは女優が女医に「あなたは医者には向いてない、でも女優としての才能はある」。わかってたんかい!オシャレだな!
全体的にさすがアモーレの国のドラマだなあと思う。アメリカのERだったらもっとドライなような気もする。
ドラマが多過ぎて、10話から15話まで録画溜めていて16話が最終回だと知り、昨日そろそろ見るか…
どころかグイグイ引き込まれて、16話まで一気見。
最初の頃は同じような顔に見えたり、名前と一致しなくて困ったキャストも、1人ずつに感情移入したり、涙したり、患者さんにも涙したり、笑いあったり。。
CM無いせいもあってか、ドラマに入り込んでる自分がいた。
アニェーゼか倒れた時はすぐダリオだと思ったけど、回復しなくて焦りまくった。
お互い想ってるのになかなかどころか相当にすれ違ってたリッカルド、アルバのカップル、最終回に良かった。
逆に少し前から決まりだなと思ってたガブリエル達カップルが、仕方ないけど残念だった。ガブリエルの決断は並大抵のことではなくて、凄い。
アニェーゼは、アンドレアがやってないと確信していると答え、ジュリアはやってないと思うと言った。。
ロレンツォが黙ってないと思って終わりが近づき少し不安になりながら目で追っていた。
アニェーゼとやり直して欲しいと思ってるのは、見始めた時から変わっていない。
アンドレアの患者や仲間や家族に向ける笑顔がたまらなく好きだったドラマ。
シーズン2の9月が待ち遠しい。
最終回、患者の命を奪ったとされるサトナルの治験データ改ざんはマルコによるものだと判明し、アンドレアへの疑惑が晴れて本当に良かったです。
「DOC〜あすへのカルテ〜」は、個々の患者に対峙して丁寧な問診や診守り、臨床検査を重ねていく事を通して、難病と向き合う医師達の奮闘ぶりのみならず、患者とその家族、医師達の抱える悩み、恋愛、家庭事情などをも浮き彫りにして、「明日への希望や夢」を感じさせてくれて、今期一番のサスペンス風ヒューマンドラマだと思います。
ガブリエルはエリーザに別れを告げ、祖国エチオピアへ。祖国で彼を待つ人々をこの総合病院で体験した事、知識情報を以って温かい気もちで診察に当たるでしょう。
膝から下を失い義足となったリッカルド医師は自暴自棄になった頃もありましたが、アンドレアや恋人仲間の励ましや寄り添いをもらい、見事に立ち直り、院内水泳大会に出場して泳ぎ切りました。その時のスタンドからの歓声拍手を彼は一生忘れないでしょう。
カンジダ感染症⁉︎で瀕死の状態のアニェーゼへの診守りを続けるアンドレア、アニェーゼとのはなしで流した涙は今まだ残る愛情からか、難病と闘う元妻への想いからか、いい涙でした。アニェーゼとの約束「病室にインターホンを」は必ず彼が行うでしょう。
最後のシーン、離れて行こうとするジュリアに「僕には君が必要だ」と言い、エレベーターに乗るアンドレア。エレベーターの中でジュリアに向けた微笑み、ジュリアの顔が少しほころびました。
逆光性健忘症にも負けずに今を生きるアンドレア医師に希望を与えてもらえるドラマ、間違い無しです。
シリーズ2は9月から放送。待たれます。シリーズ3も制作中だとか。詳細は検索してみてください。
よく1話でこれだけの心に残る人間模様を描けるなと毎回感心しています。その回限りのサブストーリーが(それだけでも良く出来ていますが)、必ずメインストーリーに影響を与えているのがいいです。話しに無理が無く、あくまでも自然な流れで。
てっきりアンドレアが元サヤに戻り、ジュリアとロレンツォが結ばれるという、ちょっと面白くない展開になるかなと思っていましたが、やはりそうならない所も好きです。これでまた楽しみが増えました。本日は休止なので、次回が待ち遠しいです。
ストーリーが進みましたね。
修道女、統計好きな女性、ジェットコースターで気を失った男性、それぞれにそれぞれの事情があり、また、医師達にも事情があり、それらが交錯して興味深いドラマです。
患者達は皆助かり良かったです。重病患者の手術の前に「結婚して!」という男性の気持ち、少しわかります。
アンドレアとアニェーゼは熱い夜を過ごしたから、また元通りになると思っていましたが、アニェーゼが選んだのは、ずっと待っていた男性!驚きました。
それにしても、どこでもいつでもキス、キス、キス!日本人は大勢の人の前ではキスしないのに、お熱い国ですね。ラスト、病院内?の教会で結婚式をあげた同棲してきた二人、多難な将来に幸あれ。
研修医ガブリエルの回。彼の壮絶な過去にアンドレアと同じく言葉をなくしてしまった。ケリの付け方も最高、本当に素晴らしいドラマだ。あの極悪人精肉店親父が最初に母子に情けをかけてやるところが深い。人というのは色々な面を持っているから、感情だけで裁いてはいけないのだと。天使の名をもつガブリエル青年が医師として大成することを願う。宇宙飛行士の患者のエピソードもよかった。
それにしても、ついに気持ちをこぼした妻にガッとキスするアンドレアにびびってたら妻まで(笑)。ラブが強い。
アンドレアの家族の絆が修復されていく度にジュリアの苦しみが増していくのが視聴者心をくすぐるというか、上手いなと思う。そして、かつてリックをやる気にした言葉が、のちに自分をやる気にさせる言葉になるなんて。本当に上手い展開。このドラマ、観終わった後の余韻が凄いです。
毎週楽しみにしているのに放送がない!ショック
なので先週分の感想を。最後まで見て本当にびっくりした。名前が覚えられてないので足切断の彼がモジャモジャ頭の研修医だったなんて全く考えていなかった。日本のドラマだと途中でなんとなくわかってしまうのが全然気づかなかったので思わず声が出た(笑)こういう楽しみが海外ドラマにはあるのがうれしい。
アンドレアが激変する前はいかに良い医師良いパパ良き夫だったかが存分に描かれてきて、この回で息子の突然死と結びついた。妻は子宮を失い、夫婦は息子を亡くし、子供がたくさんいる家庭を望んでいた夫はどうなるのか。医師として父として絶好調のアンドレアが息子の変異を見逃し死なせた、それを家族は、本人は、受け入れられるのか。次回からはヘビーかもしれない。
確かに俳優の顔の判別は難しいし、時々記憶喪失前の昔のシーンも出てくるから混乱しないように必死です(笑)
でも話の内容も面白いしスピード感もいい。
今回の話も惹きつけられました。
往年の大女優が若手女医に言った「医師には向いてないけど女優の才能はあるみたいね」とか、
ファンティ先生が最後に元妻に呟いた「僕達は失敗からしか学べないんじゃないか」とか心に残るセリフも多い。
初回だったか「優しい先生と治してくれる先生ではどっちがいい?」も印象に残っている。
彼の医師としての復活を望まない輩の悪だくみが怖い。
彼は今完璧な医師ではなくなってしまったけれど、このまま医師を辞めるにはあまりにも惜しい人物だ。
記憶喪失後は高飛車な態度は消えて、具合の悪い患者さんにひたすら寄り添おうとしているところが素晴らしい。
今期はおもしろいドラマがたくさんあるけど一番おもしろくて楽しみにしてるのはこれ。初回から心つかまれて何話になっても楽しみが衰えない。イタリアドラマは見るのが初めてで私も顔の判別に苦労してるけど(笑)。情愛の深さが日本人にあってるんじゃないだろうか、登場人物個々の感情に共感するところが多い。今回は特に様々な愛情に揺さぶられた。
アンドレアの表情が回を重ねるごとに回想の顔に戻ってて、彼はどんどん昔に返っているのに現実の時は無情にも流れている。切なさがドラマ全体にある。そして息子を失った悲しみ。そのとき娘は。妻はどこまで知っているのか。どうなるのか見当もつかない。だからおもしろい。あと、垂れ目の女医がマスカラ垂れ流しながら号泣してるのには脱帽。
イタリアのドラマって初めて観ます。人を引き付ける伏線がいっぱいで内容も深く、毎回楽しみにしています。おしゃれな街の外観や内装のスタイリングも観ていて楽しい。
面白い!! でも男優さん・女優さんが皆、同じ顔なので混乱しています。髭がある人・無い人で区分していたら主人公が髭があったり剃ったり。どちらかにして欲しいです。ただ俳優陣、全員が美男美女を揃え過ぎ。
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