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合計 | 31件 |
読み | れみぜらぶる | |
放送局 | NHK総合 | |
クール | 2020年1月期 | |
期間 | 2020-03-15 ~ 2020-05-03 | |
時間帯 | 日曜日 23:00 |
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元フランス、英国の植民地が多い大陸、アフリカ。主に北アフリカからのフランス、英国への移民は増加の一途を辿っています。言葉の壁がない事がその一因にあげられるでしょう。
今作は人権上の観点からも、黒人の起用が少なからずあり、とても素晴らしいことだと思います。
日本人から見ると稀有ですが、欧米諸国の現状からしても、良い意味で黒人の起用は、時代の流れを感じさせてくれ、新しいヨーロッパのドラマとして楽しんで見ています。
そうですね。
イギリスドラマのレミゼラブル。昨年、一昨年に制作されましたか。今なお、欧米諸国内での人種差別に悩み苦しむ現状を捉え、黒人俳優さんを準主役に起用した事は、ドラマから与える、イギリス国民に差別についての啓蒙の意味もあると思いました。
それを受け、ジャベール刑事の熱演は見事だと思います。よくレミゼラブルを理解してこの役に挑んでいたと思います。
主にエンディングで流れるピアノ独奏曲が、このドラマを引き立てていると感じます。
自ら死を選んだ、ジャベール刑事、彼もまた、国を愛し、法を愛し、ジャンバルジャンの慈悲深さを愛したと思います。一番愛せなかったのは、法を守り抜くことしか知らなかった自分自身かもしれません。彼も、また、革命の犠牲者と言えるでしょう。
連投をお許しくださいませ。
最後にコゼットとジャンバルジャンの心が通い合い、ジャンバルジャンの最期の言葉「愛し合いなさい。」
誰にでも愛を惜しみなく与え、神に召されていったジャンバルジャンの人生、幸せだったと感じてもいいのでしょうか。
本を読んでから ドラマ観ると
あの時代の世の中の色って
こんな感じなのかなぁと思いつつ観ています。
美術が凄くて
絶対日本の時代もののドラマでは再現できない
奥深さに惚れる。
このドラマ、とにかく毎回重い。
重いんだけど、観てしまうんだよなぁ。
ジャンバルジャンを通して
世の中の不条理を、人間が持ち得る心の揺らぎを
そして、何に向かって人は歩むべきかを
突き付けられる。
とにかく、重いドラマ。
でも、観るべきドラマかな。
今回は全編苦しかったです。
そういう中でも絵画を観ているような美しさがありました。
ジャンの贖罪の気持ちが、下水道での神への叫びになって、
痛々しかったです。
ジャベールやシスターが黒人なのに、ちょっと驚きました。
これは、新しい試み?
ファンテーヌの愚かさ、それを受け継いだようなコゼットの浮薄さが際立つのも、珍しいかな?
個人的には、最初にでてきたデレク・ジャコビが嬉しかった。
コゼットの美しさ、魅了されます。
孤独なジャン、バルジャンの彼女を守る姿が美しいです。コゼットは、それを頼りにしながらも息苦しさを感じるでしょう。
石畳の歩道、コゼットの衣装、髪型、馬車、この時代のフランスに憧れます。
暗い画面はよく見えない部分があるのですが、
光線の採り入れ方が美しく、ヨーロッパの名画のような画面がすばらしい。
あの時代には多分なかったと思われる肌の色を超えた俳優の起用に、
製作者の意気込みが感じられます。
ジャンバル・ジャンの脱獄を細かく描かなかったのはよかったです。
毎回、楽しんで見ています。アメリカドラマと違い、古い建造物、修道院など、歴史を感じる事ができる衣装、髪型なども興味深いです。
撮影場所はフランス?イギリス?どちらでもヨーロッパの歴史を感じながら、文豪作品を堪能、至福のひとときです。
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