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タイトルで損してる。
ドラマ(原作は漫画)なので
ドラマチックになってはいるけど
夫婦の性生活って実は重要だし
切り込んで描いてるのは良いと思う。
配信だからこそ出来る大人向け(既婚者向け)ドラマ。
見る人を限定できるのであれば
こういう作品があって良いと思う。
超絶駄作「ボイス」で
数少ない存在感のある演技をしていた俳優さんだった
石橋菜津美さんが体を張りまくってたのは驚いた。
全話観終えましたが、比較的真面目な話でした。
夫がソープ通い、妻が出会い系と知らずイタした後、
夫婦は「セックスは愛情ではない」ことを確認し、
不妊治療に関しても、検討する…等々です。
夫婦はオーラルセックスは出来る状態なので、
膣狭窄症やインポテンツと似た事例と言えます。
タイトルは変えた方が良かったでしょう。
下世話なネタに食いついて見る視聴者を当て込んでるんだな。自分も原作知ってるけど絵柄は今風でなくて地味な感じで夫のモノを我慢して無理やり受け入れて布団が流血の海になったシーンとか痛そうだったし考えさせられる漫画だった記憶。夫に離れられないように必死な妻と、そんな妻から目を背け出す夫。つかこの男、最悪。妻もそんな男に流され婚。自分もまあタイトルに食いついた下世話人間だけど今は見方が変わって人間関係を興味深く読んでる。だからタイトルのインパクトに思ったんとちゃうと怒り出す視聴者もいそうだな。コメディとかに変えたらいけるのかも。
なかなか興味深い考えさせられる漫画だったよ。登録してる漫画サイトで読んだんだけど、レビューに同じ経験してる病いを持つ女性がコメント入れてたのを覚えてる。結構深刻なことみたい。漫画もわりかし人間関係がシリアスです。
でもこれをドラマ化するかね。こんだけ数ある漫画原作でこれをチョイスするか?とは感じた。タイトルにほだされただけでないか? 真面目な原作なだけに少しむかっとはきました。
「痩せたんじゃない?」「今日は一段と綺麗だね」がイエローカードだというし、(職場に於けることではあるものの)東京都のセクハラ・ハンドブックでは「女の子」「お嬢さん」が”人格を認めないような呼び方”としてセクハラになりうる言動とされている。
もっと厳しい国もあるようだけれど、半無意識で言葉が出てくる母語話者のウザ&キモ自覚オヤジとしては、今のこの国じゃ毎日ビクビクして生きなきゃいけなくなってる。
縁談を持ち掛けるなんてこともNGらしい。
キャストやスタッフに対しては周到な法務予防をしたのだろうか?
(そうでもなさそうだ。)
窮屈な状況で経済や文化や生活が発展するとは思えないし、善意が前提にあれば仲間内では気兼ねなく話したいとは思うけれど、これは却って厄介なことをしてくれたものだと思う。
ネット配信とは言え四大ネットワークが制作した番組なのだから一般に認められている表現のお墨付き根拠としてセクハラ裁判で主張する人もいるかもしれないし、上に紹介されているような店頭での犯意ありそうなセクハラには流通している書籍やDVD等の商品名なのだから職務として拒めない理屈になる。
このようなコンプライアンスは主観の総意のような曖昧なものに依っているので、こういう場合案外弱い面を見せる。
西原理恵子原作映画で観月ありさや菅野美穂が男性器や女性器の呼称を口にする場面があったけれど、タイトルに入れるとは恐れ入った。
こういうお騒がせは実にフジらしい。
主旨はどうあれ余計な混乱を生みそうだし、いろいろな人の潜在意識に長く残りそうだ。
何はともあれ勇気のあるタイトル付けだけれど、確かにフジというのが気に掛かる。
オヤジの私でさえ口にするのもキータイプするのも躊躇われるこの言葉、調べたら「陰茎の隠語もしくは幼児語」だそうで、その曖昧なところを突いたということかな。
男同士は特に幼年期にはこういうワードをよく交わしたものだけれど、若い娘、特に小中高の女の子が物陰であってもこれを言うようになったら悲しい。
道徳や良識などと言う以前に、原初的な羞恥心は無いと。
口にするのが躊躇われるから”隠語”なのであって、時には風情があるような場合もあるし(この言葉じゃまずそれはないと思うけれど)、羞恥心があるからこそ異性への興味やエロチシズムが生まれたりもする。
それを表舞台に引き上げて、若く綺麗な女優さんが連呼するのだとすれば(くどいけども)モラルハザードというようなものなどとは別に、なにか大事なものを台無しにされるような気がする。
出演打診段階への各事務所や俳優さんたちの驚きを想像すると面白いし、俳優さんたちが演りきれるのか、また私は予々結婚・夫婦とは実に不思議なものだと思っているので興味はある。
離婚の端緒や当人たちが無自覚であることが多い真の理由、その殆どは性の不一致だという言う人がいる。
我が夫婦もその点あまり合わない。
ドラマに興味はあるけれど、この局のドラマを観るためにお金を払うつもりは無い。
ハッシュタグとかネットニュースとかでバズったりしないで貰いたいものだ。
救いは、フジテレビへの嫌悪感が広く共有されていること。
”軽チャーっぽい。春の8チャンネル(1984年春)”というキャッチコピーで耳目を集め一時代を築いたこのテレビ局の本質は全く変わらず、実に軽チャーだ。
元には戻せぬ重大なことを、軽い気分で簡単にやってしまう。
”変わる、フジ 変える、テレビ(2018年春)”と、少し自覚があって世の中をひっくり返そうとしている不遜さもある。