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後味の良いドラマだった。
今後生活の中で避けて通れないだろう「AI」を軸に鈴木哲郎という人間の成長のドラマでもあった。また、企業家蒲生、外科医上野、看護師橋詰、弁護士東の人間の成長でもあった。
最後の鈴木の演説シーンで「歴史上科学者が人類の幸福を願って開発した何かが、人々を苦しめる結果になったことは幾度となく繰り返してきました。」と言うシーンがあるが、まさしくその通りで原発なんかはその集大成みたいなものですよね。この言葉の後に「自らが生み出したリスクを勇気をもって説明していれば多くの悲劇は避けられたのです」に脚本家の真意が見えた。
脚本、演出、キャストが素晴らしく久しぶり?に見応えがあった。
AI診断というテーマを軸に登場人物の成長物語があり見応えあるドラマだった。6話では足りないくらい。9話くらいで観たかった。
主人公の鈴木先生が医師としても人としても成長していく様が頼もしかった。1話と最終回では鈴木先生の顔付きも声も変わっていて驚いた。
上野先生や東弁護士、蒲生さん、橋詰看護師、太刀川記者もAI診断と鈴木先生に影響を受け変わっていく。
有園院長の言葉も印象的だった。鈴木先生の父親の死に関わり今まで忘れた事は無かったと。
「私でよければ一生恨み続けて下さい」と鈴木先生に語る様子は上品さの中に医師としての覚悟を感じた。
最終回のラストシーンで鈴木先生の子供時代から青年期に変わる演出には鳥肌が立った。
キャストも嵌まっていて脚本、演出、音楽も素晴らしい。個人的にWOWOWドラマの中で3本の指に入る程、満足度の高い作品になった。
AI診断というテーマの中で、技術革新と人間の成長の両面を描いた見応えあるドラマでした。
ミカエルと鈴木先生が、AIを通してどちらも成長していく過程がすごく良かった。
ミカエルはピロピロ音を出してR2-D2みたいで可愛いと思っていたけど、いたずらをして成長していくというのは人間の子供と同じなんですね。
「Play with me!」のところはちょっとゾっとしました。
向井さんは滑舌も声もいいのでスピーチのシーンもさまになっていたし、感情を表に出さないけど心は熱い医師役がとても合っていました。
お母さんの前で見せる少年ぽさも良かったです。
また将来、蒲生と上野先生と鈴木先生で、革新的な医療革命を起こしてくれるといいな。
パンドラシリーズⅠも良かったけど
三上さんのエキセントリック演技が1人浮いていて他の人の記憶がまったくない。上手いんだろうけど他の共演者との連帯感がなさすぎ。
向井くんの場合は他の共演者とのコラボで作品を作り上げている感じに共感もてる。
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