5 | 70件 | ||
4 | 12件 | ||
3 | 13件 | ||
2 | 8件 | ||
1 | 29件 | ||
合計 | 132件 |
投票数が同じ場合は新しい順です。
レビューの時間をクリックすると、そのレビューの書き込まれている位置に移動します。
原作では、辰夫の東京転勤は早く決まっており引っ越しをして、
最後に、三女は縁談が決まっても幸せそうでなく、四女は死産後も
バーテンダーと所帯を持ち続ける状況のまま終わるのですが、
ドラマでは、三女も四女もそれなりに幸せそうなのが違いました。
原作は、第二次世界大戦が「長い失われた時代の始まり」でしたが、
ドラマは、阪神淡路大震災が「長い失われた時代の始まり」でした。
4話で終わるのが惜しい良い出来で、8話で観たい内容でした。
バッハのG線上のアリア、モーツァルトのアヴェ・ヴェルム・コルプスが
良い雰囲気を醸し出していました。
いや~この細雪4姉妹の雰囲気いいわ~。どっしり構えた長女、長女を立てながら妹たちのことを気遣う次女、おとなしいが人一倍男を見る目が鋭い3女、甘えん坊で遊び好きな4女と彼女らの性格や想いの内がよく顕わされた第1話でした。さすがNHKBSプレミアムだと思いました。そして中山美穂、高岡早紀、伊藤歩、中村ゆり4人ともいい演技しています。見ごたえあります。
私もこのドラマを楽しんでいた一人です。
美しい4姉妹の競演、それぞれ性格が違っていて面白かったです。
中山さんはアイドル時代から見ておりますが、とてもいい女優さんになられたなと思います。
今回もしっかり役作りをされ、貫禄があり、長女としての存在感を発揮していたと思います。
願わくば続編も観たいなぁと・・姉妹のその後が気になります。
総合で再放送してくれたお陰で、BS契約していない人にも観て貰えて良かったです。
評価が良かったので再放送録画しました。
なんだろう。映画みたいですね。
3話あたりから面白くなってきました。
それぞれの姉妹にも個性がでてきて。
特に三女のお見合いに興味津々でした。どれだけダメな男の人ばかり…まぁ欠点ない人間なんてないんですがね(笑)
中山美穂さんもまぁまぁ。長女としては少し弱かったかなと思いますが、重圧におさえつけられてる感じは出てたかなと。
高岡早紀さん いい味だしていましたね。心の声がなにより面白かったです。
平成…よりもやはり昭和感が残りました。
冒頭の豪華な着物姿と、ラストの洋服姿が没落する家の移り変りを象徴的に映していた。ただ、洋服を纏った姉妹達は美しく、したたかに生き抜くことを暗示しているかのよう。
紆余曲折を経た三女の見合い、意外なお相手との出会いに、明るい予兆があったし、四女の死産をともに嘆く姉妹愛も伝わり、彼女達の再生を祈りたくなるような、余韻の残る秀作だったと思う。
原作の長年のファンです。原則的に忠実なので逆にびっくりしながら楽しみました。ただラスト、妙子はもっとドズ黒い落ちぶれ方をします(三女もそう思う)。板倉ももっと得体のしれない人間かもという示唆もあります。
それも根底には姉妹愛があるのですが、その複雑さが物語に深みを与えていたので、そのあたりが今回カットされたのがちょっと残念。
他にも大好きな、どんな風にするのだろう?と楽しみにしていた場面がありませんでしたが、それは4回ということで文句はありません。
(昔々のテレビドラマで、吉沢京子の妙子をよく覚えています。彼女の妙子が未だにベストです。)
もっと長く観たかった。久々にテレビドラマで満足しました。
子供の父親になると言っても、
そんな度量がない事を見透かされている。
俺がいっちゃん好きやったんやぞ。
バカだけどただただ純粋だった啓坊が切ない。
一転ユーモラスな雪子と御牧のやりとりといい、
蓬莱脚本ほんと素晴らしかった。
源さんの人物構図のカッコよさ。
稲本さんのピアノの美しさ。
またこのチームでなんか作って欲しい。
バブル崩壊後の平成4年、大阪・船場の老舗呉服 蒔岡グループは経営に行き詰まり、当主で父の吉次郎(長塚京三)は家を守るため外資への身売りを決断。
翌年父が他界するも、本家の長女鶴子(中山美穂)も、芦屋の分家の次女幸子(高岡早紀)も相変わらずの暮らしぶりだった。
そんな中、三女雪子(伊藤歩)へのお見合い話が持ち上がって・・・。
谷崎潤一郎の代表作を現代に翻訳した、美しき4姉妹の物語って事だけど、申し訳ない、原作は未読。日本人としてちょっと恥ずかしいかな。
機会があったら読んでみるとして、平成と言うよりも昭和の香りがしてしまいますね。どうしても。
保守的な鶴子や現実的な幸子に比べ、のほほんとした、それでいて勘の鋭い(見合い相手の嘘や素顔を見抜いてしまう)雪子と、
自由奔放な四女の妙子(中村ゆり)らが織りなす、なんとも狭い世界での物語。
言葉使いだったり、妙子の駆落ち騒動だったり、原作へのリスペクトは感じられるけど、成功しているかと言えばやや疑問。
スポンサーリンク