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これは刑事ドラマでも警察ドラマでもない
石つぶての様な名もなき刑事たちがメインキャストによる人間ドラマだ
だからこそ国家の聖域に斬り込みながら、立ちはだかる大きな壁の前に行く手を阻まれ
結局は斬り崩せないと言うのはリアルだ
地上波ドラマの辻褄合わせの都合の良い逆転解決劇とは雲泥の差だ
木崎や斎見そして羽座間にも徹底的に鍛え上げられ
一人立ちした矢倉の未来は女性差別の男社会でも充分に生きていける
そして職を退いても尚、矢倉の活躍に本気で嫉妬して自分の事の様に喜ぶ木崎が『粋』だ
木崎は『結局、俺は刑事として何も残せなかった』と言ったが若い後輩は
しっかり自分の後ろ姿を見て追いかけてきてくれた
木崎にとって最高のご褒美だ
矢倉の彩り鮮やかなシャツとスーツの変化で捜査の時系列推移
つまり日付の推移が分かり易かった
男たちのスーツやネクタイでは分かりにくい
刺激的なラストでなかった分、お嬢ちゃん刑事の逞しい成長っぷりと
透き通る女性シンガーのエンディング曲が心に染みる
今年一番のドラマ。演者が皆素晴らしい。特に佐藤浩市の演技には終始痺れた。内容も素晴らしく見応えバツグン。下町ロケットや空飛ぶタイヤ、沈まぬ太陽に匹敵する完成度の高さ。この作品をつくったwowowに感謝です。
渋い外務省収賄ドラマなので、これからもっと面白くなりそうです。
ちなみに、実際の2000年の沖縄サミットの経費は814億円でした。
ドラマでは200億円だったので、現実はもっと出鱈目なのか(泣)
国家の不正を暴く為
国家の聖域、外務省に斬り込み
立ちはだかる国家権力、上層部からの圧力にも屈せず
巨大国家の城壁を斬り崩そうとした
熱く尖った刑事たち
佐藤浩市や江口洋介を率いる
警視庁捜査二課長、萩原聖人の演技が素晴らしかった
飯豊まりえさん、このドラマで初めて知ったのですが良いですねぇ。
ドラマを邪魔してなくてちゃんと自分の役割に忠実で、今後注目です。
全8話かかさずリアルタイムで拝見しました、て言うか待ち遠しくて!
人間が見えてくるのは演出・俳優の努力、熱気があったからと思います。
この企画が女性プロデューサー2人からなされたことも凄い。
エンドに流れる透明感のある歌声も忘れ難い。
いゃあ、いいモン観せて貰いました。
付け足し
矢倉ちゃんが、女性刑事として始めてさんずいを
あげたことにちくしょう、わるくないな
という微笑む木崎と斎見のすこし年老いた2人。
思いは後輩にひきつがれてる。
このシーンにも胸が熱くなった。
真瀬が憎めない男にみえてきた…
愛人が一杯いて何回も結婚できた理由がわかるような
危ない危ない(笑)
木崎が真瀬をだっこするという台詞も好きかも。
そして、その木崎が真瀬をおとした。
木崎におとされて真瀬は良かったと思う。
もやもやした終わり方のドラマは大好きだけど
このドラマはスカッとさせてほしい。
最終回、期待してます。
単なる官邸の外交機密費不正流用ではなく
進んでも進んでも奥がある黒い闇を木崎、斎見が、どう打ち消せるか
一匹狼木崎vs個人から組織vs組織へ怒濤の展開へ進む
演出面で秀逸だったのが、蕎麦屋で木崎と斎見のシーン
仕切りの下から向き合う二者のカットと台詞が素晴らしい
特に斎見の目ツキが良かった
前回の予告からずっと気になっていたシーンだ
スラスラと予算の内わけをいいながら余裕の真瀬が
新札と旧札のことを、突きつけられた時、
真瀬、木崎、斎見の表情が一瞬にして
変わるとこがぞくぞくした。
殺されますよ、の一言に笑い声をあげる木崎が
かっこよくもあり、汚職を暴くことにとりつかれた
怪物にもみえた。
のめり込んでみました。
あらすじを要約すればノンキャリア一官僚の横領事件という地味なドラマ。まっ、ラスボスは外務省なんだろうけどさ。
それをグイグイ引き込ませていくドラマの力強さ!
WOWOWさん、さすがです。面白いものはもう有料放送にしかないのかと・・・
民放地上波は無料とは言え莫大な広告費の大元は私達が買う商品。
外務省機密費も私たちの税金。世の中なんか違うと思わない??
初回からのめり込んだ。40歳以上の役者が画面で戦っている。この迫力は地上波では見られない。江口、佐藤が自然な形でタッグを組む演出も冴えている。最終回までこの緊張感を続けて欲しい。
報告書を出して、一人はハンバーガーにビールで自分にご褒美。
もう一人は安いそば屋で蕎麦に稲荷寿司を奮発し自分にご褒美。
他方で、外務省の役人達は親睦会で豪華ディナーを食す。
『しんがり』より遥かに面白い
『保秘』の重要性が生命線の情報係と言う特殊な業務や任務よる
複雑な人間関係が凄く面白い
それゆえに江口洋介と佐藤浩市の共演による相乗効果が絶大だ
単独主演では、ここまで面白くならないだろう
年上の佐藤が偏屈な部下で上司役が江口さらに若い萩原が生真面目な上司役も良い
『彼は貴方の上司ですよ』『利用できるものは上司でも利用したら、どうですか』
『私みたいに』って言える関係性も面白い
冒頭の萩原のナレーションも良かった
ストーリーや結末や悪を暴くと言うだけでなく
重厚で骨太な男臭い上質な大人の人間ドラマとして面白い
役者たちの演技のぶつかり合いが観ていて爽快で心地良い
何か分厚い小説を読んでいる感覚に似ているかな
私見として今季No.1だ
HDD録画で観た為か好きな台詞シーンを簡単リピートで何度も観ても飽きなかった
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