3.88
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合計 | 8件 |
今なお輝き続ける山口が生んだ詩人・中原中也の朗読と現在の美しい風景が響き合うファンタジックで心温まるドラマ。
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名前無し
録画しておいたのを昨夜ようやく見ることが出来ました。
思いのほか良かった。DVDへのダビング保存決定です。
NHKの地域発ドラマシリーズは、ややもするとその土地の名物紹介だったり、町おこし的な発想で作られることが多いんだけど、山口出身の詩人の詩をベースに、妻に去られた夫(吉岡秀隆)の心理描写にスポットを当てているのが素晴らしい。
しかも映画「かもめ食堂」等で知られる荻上直子さんの脚本・演出であり、キャスティングもまた絶妙。
中也の詩を演歌調に歌いこなす漁師(山下慎司)とか、老婦人(市原悦子)の世話をする早川(緒川たまき)のSぽいところとか、深夜の図書館の静けさが好きだという司書(吉岡里帆)のさりげない優しさとか。
夭折した作家の詩がこうして受け継がれている事を喜ばずにはいられない。
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名前無し
孤島に有るお屋敷に、気が強いメイドと暮らす余命短い老婦人と、妻に逃げられた冴えない男との関わりを描いているが、「どこの国?」と思うような話だ。不思議な雰囲気のドラマで、個性的な役者を使っていて、最初に出逢う深夜営業の図書館の女性は朝ドラで、一風変わった役をしていた吉岡里帆さんで、最近CMでも良く出てくるが、彼女を始め、メイドの緒川たまきさん、義理の妹の市川実日子さんと、よくもまあこれだけ揃えたものと感心する。
一応、中原中也の詩を題材にしているが、「兄弟船」の方が似合う漁師のおじさんにまで詩を語らせるとか、無理に使わなくてもストーリーとしては成立すると思う。しょぼくれた夫役の吉岡秀隆さんの演技が真に迫っていて、寅さんの甥がもうそんな年齢になったのか?と、時代の流れを感じさせられた。短編映画を見ているようで短い時間の割りに見応えが有った。
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