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失敗か成功か知らないけど…私は面白かったし、まだまだ見たいと思うよ。金曜日の夜ってことで録画しておいてほんとに良かった。いつも一回見れば消すんだけど、これは残しておきたい。原作のあまり良い記憶が残っていなかったので迷ったけどこのドラマ見て良かった。同じような感想もあつたように最後のチヤーリーは哀しすぎた。ドラマのラストがダメと言われると、良いと思えた私も原作をリスペクトしてない のかも…感想見てるとそんな気がしてくる。 でもそう思う人がいても仕方ないし。
↑原作、虚しさは残ったけど作品としては好きでした。補足!!
だって、泣いたんだもの。ドラマみて泣けるって凄くない?もう、それだけで充分な感想です。
アルジヤーノンを遥香に返すとき、対等の友達いませんと泣くとき、お利口になったのになにも出来ないと泣くとき、海辺でどうしてぼくじゃダメなんだと泣くとき。ほんとに山下くんいつぱい泣いた
全部なきかたも違ってた。私も純粋な気持ちで泣いた。ほんとそれがすべてで素直な感想。
今期ドラマは軒並み低視聴率。アルジャノンも良くはなかったけど、心に残るいいドラマだったと思う。
窪田を絶賛してるけど、主役ではないよ。山下には華があるし、演技がいいわ。
山Pはかっこいい!
でもデスノートでの演技が原作以上に素晴らしいと言われてる窪田くんで、見てみたかった気もするだけだよ
前期、今期含めた中でも、アルジャーノンはベスト3に上げられるほどいいドラマだったと思います。
毎回泣かされてしまっていましたが、見終わると何故か癒されて、心が軽くなったものです。
また直ぐにでも、山下さんのドラマが観たい。
ほんとに観たい。
あんなに泣いたドラマは久しぶりでした!。
そして、先日見返してもまた号泣でした。
何度見ても感動出来る、素敵なドラマだと思います。
野島さんの脚本なら山下くんだね。
窪田くんは別の脚本家で見てみたい。
また別の深いアルジャーノンを魅せてくれるはずだと思うよ。
窪田くんは、何かを語る、色のある目をしていて、とても不思議な雰囲気がある。
イケメンでもなんでもないのに、静かに演技をしていると、吸い寄せられるようにして見てしまうね。
あの微妙で繊細な演技で、アルジャーノンを見てみたかったと思う。
手術前の何も知らない子どものような目、手術後の苦悩と慟哭にさいなまれた目、ラストの、やり切れない孤独かあるいはこの世の喜びかにあふれた目、どんな清冽な演技をしただろうと想像すると、ちょっとワクワクする(叶わぬ夢だけどw)
私は素晴らしい作品だったなと思います。心が震える感覚というか、何も考えずに涙したり。
映像や音楽もよかったと思います。
やっぱり、このドラマは、科学と知性は真に人間を幸福にするのか、という問いかけを避けて通るべきではなかった。
そこさえ押さえておけば、どんなに設定を変えても、原作の精神は守られただろう。
原作ものは、原典の忠実な再現はまず不可能だから、どこを残してどこを捨てるかというところに、制作者の誠実さと真価が問われる。
そして何より、原作を借りてドラマを作らせてもらうからには、原作に対する愛情や畏敬の念が根本にあるべきだと思う。
そうであれば、形骸はどんなに変えても、精神だけはなんとか伝えようとするはず。
それが一切見られなかったところに、野島氏のある種の傲慢さがほの見えるのも、出来が悪いということ以上に、このドラマを嫌な気にさせる原因だ。
前にも指摘があったが、アルジャーノンのラストの扱い(ぬいぐるみ)は、あり得ない。原作に対する理解と愛情がどれほど欠けているかを象徴するものだと思う。
アルジャーノンのせいで山下くんの役者としてプッシュしない方向が決まった?すでにその後スペシャルドラマ、映画の仕事もしてますけど不思議ですね 笑
逆に山下くんはアルジャーノンのおかげで演技が変わったな…と思いました。窪田くんにも良い影響受けたのかもしれませんね。今後が楽しみです。
私もこのドラマで窪田君とまた共演出来た事でいろんな刺激を貰ったように感じます。
窪田君には本当に感謝してます。
2人のシーンが大好きです。
大嫌いなドラマ。偽善的で上っ面だけのストーリー。とくにリオの存在にイライラした。
このドラマの公的な評価は、ネットニュースや批評家の意見を見れば、一目瞭然でわかる。
私は、井の中の蛙はいやなので、ときどき、世間的にはドラマがどう受け取られているのかを見るために、広くネットに目を通す。
今回は、一部マスコミではなく、全体的に本作は失敗した、という論調だし、野島氏に対する痛烈な批判も、山下くんの演技の欠点も載っている。
また、今後の山下くんの去就について、事務所が、これからは第二のキムタクでなく第二の中居正広を目指す(役者を積極的にプッシュしない)方向で方針転換を図っている、ということも書いてある。つまり、事務所としても、失敗と認識しているということだ。本人もそう思っているらしい。
マスコミにはときどきガセネタというものがあって、100%は信用できない。彼らの視聴率優先の考え方も嫌いなので、まず全体をよく見ることと、何割かは差し引いて理解することを心がけているが、そのうえでも、私のこのドラマの評価は、マスコミの見解と(珍しくw)一致する。なるほど、と思うことも多い。
もちろん、そのうえで好き嫌いというものはある。これが好きという人もいるから、何かにアピールするところはあるのだろう。
でも、私には、まったく響かなかった。泣くこともなかった。
アイドルドラマというのは関係ない。今まで、アイドルドラマで感動したことも泣いたことも何度もある。
でもこれは、アイドルドラマとしても、ひどい出来だった。人間の葛藤を真剣に描かず、終始イメージと見映えにこだわる精神の浅さが、何とも嫌な気分を抱かせた。
ストーリーが支離滅裂で、理解に混乱をきたしたこと(ドラマの基礎ができていなかったこと)も大きい。
原作のことを差し引いても、私は、このようなドラマを好意的に見ることはとてもできない。
役者の評価は人それぞれ。
嫌な評価が見たくないならこういうとこは見ない方がいいよ。
私は山下くんはまあまあ評価してるけどアルジャーノンという原作を担うにはやはりまだ力不足だったんだろうなあと思うよ。
もちろん感心するような演技もあったし見直したところもあったけど。
時々残念だったよね。。
まあそもそも脚本が人間の本質や苦悩といったものを排除したストーリーであったから山下くんの評価もあの程度ですんだんじゃないか…とも思ってしまうんだけどね。
個人の感想を書くところで、そんなこと何が関係あるのか私にはよくわかりません。
胸に響く良いドラマでした。素敵なドラマに感謝です!
その記事私も見ました。
山下君自身がこのドラマの評価を気にしてたみたいですね。役者として一皮剥けたいと本気で思うなら思いきった行動も必要でしょうけど立場的に難しいのかもしれませんね。私も無理して演技派を目指す必要はないと思うな。記事にあったようにアイドルのスタンスで山下君の素材を生かすような役で精一杯頑張ればいいと思う。
でもアルジャーノンのように最高度の表現力を必要とする題材に手を出すのはやめた方がいい。何事も身の丈を知ることが大事だから。これは野島さんに特に言えることだけどね。
マスコミの特に芸能関係の記事なんて信じたい人にはスッと胸に入り込んで来るし、こんなこと本人に聞いてみないと真実は分からないと感じる人はどうということもない。そんなもんでしょ。
ドラマはそれこそ胸に届いた人もいれば、強く反発した人もいて、それは仕方がない。
山下くんに関しては、このドラマで見直しました。
山下君のマイナスなコメントがあったので、バランスを取る為にプラスなコメントをします。
ネットがどこまで信憑性があるか分かりませんが、視聴率からして反省会を開き、山下君は個人活動なので、バラエティも俳優もやらなくてはいけない立場で近々はバラエティよりに考えも上がるかもしれません。それは真摯に受け止めます。しかし、金10は裏番組が強くなかなか視聴率が取れない枠、主役級を3〜4人よんで、主題歌を国民的なグループにして、社会派やヒューマンでなく刑事や医療ものなどスッキリしたものでないと今はかなり難しい。
ただドラマが終わって直ぐ映画の仕事もしていますね。確かに主役ではありませんが、大きなプロジェクトの映画で、海猿で記録的ヒットや海外でも評価されている伊藤さんが主役で主役級の俳優さん達がたくさん脇でいる映画に声がかかっているのも事実です。ここまで大きいプロジェクトではジャニーズでは木村さんと岡田くん位しか主役は出来ないでしょうし、山下君も脇でも勉強したいのだと思いますよ。そこで得るものを生かしてまた俳優も続けバランスを図りながらやるのだと思います。中居さんもバラエティやりたまに俳優をやり素敵な演技をしますし、いいことだと思います。
第二のキムタク云々、という記事は私も読みました。
彼の活動の様子を見ていると、今後も役者業だけに専念することなく、アイドルとしての立場でバラエティとか歌にも関わっていくようですね。そうであるならば、キムタクのように、まず作品選び、脚本を中心としたスタッフ選びから慎重にすべきだった。キムタクは彼の最大の武器である視聴率を取るための努力と準備は絶対に怠りません。その点は超一流のプロだと思います。山下くんも、オリジナル作品か漫画原作にでもして、今まで通り、彼の長所といわれるビジュアルを最大にアピールできる内容、脇役でもって盛り立ててもらえる、そんな作品に徹するべきだった。
アルジャーノンはそういったキムタクなどのアイドルが手がける作品の対極にあるものです。さらに、野島氏のような個性が強烈な脚本家に原作ものを初めて手がけさせるというリスクもあった。そもそも、この主人公は、演技派の専業役者でも相当の覚悟をもって取り組むべきものですからね。アイドルの最大のメリットである視聴率も取りにくい内容ですよ。脇の役者の芝居に支えられてどうにか成り立つような立場の主役でもないし。まさに主演は、演技力1本で勝負するしかないのです。中盤以降は、脚本が紡ぎ出す心理描写については、凄い表現力でもって視聴者を圧倒させなければならない。繊細で複雑な感情の表現力に長けた若手の俳優なんて、専業の方であっても限定されますよ。これは彼自身が選びとった役なのか、事務所があてがった役なのかはわからないけど、その点は本当に失敗であったなと思います。
このドラマが始まって、ユースケ版を見直したり原作を読み直したり。故にこのドラマには全く感動移入出来ないどころか不快感しか持てなかった。
ラスト。バーガーショップに飾ってあった縫いぐるみのアルジャーノン。もしかすると、ユースケ版のハルくんのようにアルジャーノンのことは覚えていてもアルジャーノンが死んだことは記憶にないのかもって思った。
特に最終話にこれでもかってぐらい詰め込むだけ詰め込んだよね。よくよく見直すと最後のほうは咲人が人間の負の部分を冷静に受け止めてるのはわかったけど、脚本の雑さと最後までロボットみたいな山下くんの抑揚がないセリフの言い方が伝わるものも伝わりにくいと感じた。9話も本当に無念。アルジャーノンを埋葬するところで、全然悲しくもない感じで、何故に子どもの頃に砂山作って遊んだ話するのかな。
両手広げて、神になったようなクサいセリフ。アルジャーノンのお墓見て対等の友達って無表情で呟いたけど。それだけかい?って。
本来は退行していく中で、主人公が苦悩や葛藤しながら、自分が残された時間に何をすべきかを悩み模索していくんだよ。恐怖を感じながら。
このドラマでは悩む必要はなかった。不治の病の美少女を治すという使命が用意されていたから。自己犠牲という美しいラストを描くために莉央の存在が必要だった。
退行は防げない。たとえ莉央ちゃんがいなかったとしても。アルジャーノンに花束を、を描くならね。
ついしん
アルジャーノンをだれもいかないところにうめてしまうのはかなしいです
今はこうやってこの人は駄目とか脚本が駄目とか誰でもコメントしているからなかなか俳優が育たないのかもね。
若者たちが本当に一流の俳優をキャスティングして楽しみにしていたが、脚本と製作側が私には古い感覚で途中からリタイアしたけど、このドラマもあれほどのキャスティングでなくとも同じ匂いはあった。
そして今はなかなか映画でヒットする俳優さんでもドラマでは視聴率を気にしてやらないから同じ俳優さんばかりドラマに出て新鮮さがないし、ドラマ枠は減るしドラマ好きにとってはもう少し大目に見て盛り上がって欲しいけど難しいのかな?木9も無くなるし、火のフジも?結局つまらなくなりそうですね。
公式に発表された事実ならまだ良いけど、ネガティブなネット記事を元に語られる山下君が気の毒です。山下君は与えられた役を自分の悔いのないようにやるでしょう。役者だけでなく色々な事の出来る山下君は良いと思うし、役者の仕事にもプラスに働くと思います。同じ立場にずっといると他の人の気持ちがわからない人になってしまうと思います。遠回りな様に見えて、その道が正しいって事だってあると思う。
もうドラマの感想から随分遠ざかっている・・・
全員、茶の間に引越しでいいんじゃないの。
良いドラマでした。山Pの咲人は、とっても良かったです。山下さん、咲人を演じてくれてありがとう。
私もアルジャーノンの描き方やアルジャーノンに対する咲人の接し方にとても疑問がありました。おそらく脚本家さんにとってそこは二の次三の次だったのだと思います。
主人公の内面や人間の本質孤独といった事よりも友情と自己犠牲の尊さといった「性善説」を説こうとしたんでしょうね。。
素晴らしいドラマでしたよ。
愛と優しさが人生で一番大切であることをかみしめています。
障害があろうが、どんな境遇だろうが、人は常に愛と優しさであふれています。孤独ではありません。そう感じられないとすれば、自分の心にくもりを持っているのでしょう、でも、大丈夫です、永遠の時の中、いつかはそのくもりも晴れます。
この時代に愛にあふれたドラマに感謝致します。
私にとっても素敵なドラマだと思えたな。キヤクターに惹き付けられたのもそうだし、やりきれない気持ちで原作を読んだ時とは違う心のなかが潤うような優しい気持ち、それがダメだと渇籐が足りないと、わかる、わかるんだけど…そうじゃない人も多くいる。ここに来るの はそんな気持ちを見つけられて、また心が落ち着く… 批判を見たくないとかではなく、批判されてる人でも主役の人の進退まで詳しく知ろうとするとか、それほど原作を大切にしてるんだなあ、 とこのドラマが色んな面で意味があったんだろうな、と思う。ほんとに人それぞれだし、あたりまえのこと。感じかたはちがうんだもの…私には主役の内面や苦悩、渇籐も感じ、科学の力や知能だけで人をみてはいけないよ、ということ、そこには愛が大切ということ…そんな風に感じさせてもらえたこのドラマと主役をはじめ役者の方たちは素敵だと思ってる。完ぺきでなかったかも知れないけど自分には間違いなく花束が届いたよ。
私はこのドラマ大好き(^-^)
山下君にはこれからも色々な役に挑戦して欲しい。彼のカラーというか、彼の抜群の存在感、美しさ、儚さ、惹きつけられました。そうそういないよ、こんなタイプの役者さん。
ずいぶんと前に原作を読んだことがあるけど、こんな話だったかな~?
野島テイストが混ざって、おかしなことになっちゃったのかな。
ここでも窪田さん上げが凄くて本当に敬遠してしまいそう・・・。
友情を描いた事が原作から遠くなった原因だと思う。主人公の友達の恋愛まで描く必要がなかったし、普通に遥香が、咲人の支えになる話にした方がまとまりは良かった。でも、最後は最初から決まってたらしいので、これもありなのかなと思った。話も良かったし、感動もあった。山下君の為にというより、窪田くん、工藤くん、ジャニーズの後輩の方を押したいという意向があったと思う。
山下くんに存在感がなかった。
特に後半、脚本にあやつられ、彼自身から湧き出る生命感や知性、意志、インスピレーションといったものがまるで感じられない、魅力に乏しい演技だったと思う。
私は彼を見ているあいだ中、中が空洞になっている棒のような操り人形のイメージにずっとつきまとわれた。
そしてラスト、ハルカと行きちがうシーンに、それが極まった。
すでにもうハルカを忘れていながら、イヤリングをおずおずと差し出す、あれこそ、万感胸に迫り、見る者の涙をさそう、もっとも難しい場面。
ああいうのに演技派の真骨頂がある。微妙に微妙に目を中心とした表情と体の動きをコントロールし、すべてを忘れた演技をしながらも、そこに大きな意味を持たせなければならない。それによって演者の存在感というものが花開く。
それが、やっぱりただの人形だった。顔が固まり、目には何の表情も浮かばず、体の動きもカクカクと固い。
「ああ、やっぱりこの役、この人には無理だったわ」と最後に改めて念押しされた場面だった。
山下くんの演技…
でもそのおかげで窪田くんの演技力の凄さが分かりました
それに彼は俳優業は本業ではないから仕方ないと思います。それでも努力してるのは感じましたし。
窪田くん、今のドラマでも演技が絶賛されてると書かれていまし、アルジャーノンでは助演男優賞も貰っていました。素晴らしい俳優さんだと思います。
あっちもアルジャーノンも、これだけ感想ページが伸びるって窪田くんすごいなぁ
窪田くんすごいなぁ
窪田くんファンもすごいなぁ
そりゃどちらもコメントのびるでしょうね(笑)
1つのドラマで、1つのシーンでも真逆な受け取り方だな。私はラストの遥香にイヤリングを渡すときのあの場面こそが山下くんの表情と眼差しに刹那さと憂いに満ちた凄い演技だと思った。退行しても遥香のことは認識してるから退行したあとの自分への手紙の「 はるかにはあわない、あいしてるから」を守りイヤリングを渡したと思ってる。そして アルジヤーノンの元へと背を丸めトボトボ歩く姿はすっかり咲ちやんになっていて気持ちのこもる切ない演技だと思った。遥香が退行したあとの自分を受け入れられないことは、9話の友達を追い返したことでふたりで話す時にその事を咲人が確信したシーンがある。その時の演技もつらすぎた。ドラマへの入りかたの違いで受け取りかたはほんとにちがうもんだな…ってつくづく思うね。 全て同じ感じかたになるわけないもの… 私はやはり白鳥咲人は山下くんだから受け入れられた。このドラマからのファンだからこそここは強く自分の気持ちを言いたい!!
ラストの遥香と行き違うシーン。
私の最も心に残ったシーンのひとつです。
ちらっと遥香を見たあと咲人は自分あての手紙に目を移し、そこに書いてあるはずの「はるかに あわないで、あいしているから」を見たのでしょう。もう一度ちらっと遥香を見てふっと目をそらし歩き出します。まだ遥香を認識していたと思います。
そして泣き出した遥香にそっと大切なピアスを渡し、知能が退行しながらもぎこちなく微笑んでとぼとぼと去って行く。
もうそれを見て、たまらなく涙があふれたのを今でも思い出します。
退行が始まったからこその運動機能の低下、歩き方そして表情にも表れていました。
ぎこちなく見えたのは、あえてそのように演技をしたのでしょう。
山下くんはとても細かく演技をしていると思います。
そうですね。確かに、本業の俳優ではないから、レベルの高い演技を期待するのは酷だったかもしれない。あれで、精一杯頑張ったんだと認めてあげるべきかもしれません。
「アルジャーノン」が原作ということで、知らず知らずのうちに要求水準が高くなっていたというのはあったと思います。ドラマに対しても役者に対しても。
でも、どう考えても、そもそも、あの大作を原作にすること自体が間違っていたと言わざるを得ない。
あれが、作りも演技も最高難度のものを要求されるものだということを、制作陣は、いったいどのように考えていたのか。
なぜあの脚本と演技力でうまくやりおおせるという見通しを持ったのか不思議でなりません。
素人考えでも、うまくいかないだろうと容易に想像がつく。
普通のアイドルドラマでありさえすれば、これほどの失策をすることもなく酷評されることもなく、山下くんのアイドル役者としての立場も脅かされることもなかったでしょうに。
結局、大作の前にみごとに敗北してしまった。
なぜ「アルジャーノン」などに手を出してしまったのか。制作・役者・視聴者すべてにとって、残念でなりません。そして、もちろん、原作そのものにとっても。
あのシーンはもう知能が退行してたからね。知能が退行しているふりでなく、もうあの時の咲ちゃんは遥香が対等に愛した咲人でなく、まるで子供を思う母性愛の咲ちゃんだったから、遥香も泣くだけで手を放してしまうわけで退行の前の咲人もそんな遥香を予測して会わないで、愛しているから。となっていた。あの咲ちゃんがその意味をどの程度理解していたか判らないが、理性でなく本能で泣いていた遥香に優しくしたかったのかな?と見ていた。ちいさな子供がママに、ママの好きなものを差し出すかのようで、私も泣いてしまいましたけど、見方は色々ですね。
ようするに、野島氏を筆頭とした製作陣が「アルジャーノンに花束を」という作品を甘く取り扱ってしまった、の一言に尽きると思います。こういう古典になりつつある長編名作というのは、実に繊細で緻密な構造になっているんですよ。そういう作品を、好き勝手にいじくると全てに狂いが生じて最後には崩壊してしまうんだ、という例になりましたね。ちなみに前作は、原作者が「健在かつ現役」でありましたから、エンドクレジットでは、トップで名を掲げていました。原作と比較しても、岡田さんの脚本に全て原作者のチェックが入っていると思わせる場面が多くありますね。そんなことやってるから、放送許可が出るまでに3年もかかったのかもしれませんがw
山下さんの事務所もね、野島さんがこの作品の主役の難易度についてあれこれ語った内容をどこまで真面目に受け取ったのかと疑問です。真面目に考えたら、彼に任せるにはリスクが高すぎると思うはずなのに。内容だって数字が取りにくい。もう演技だけで勝負させる!なんていう攻めの姿勢だったのかな?w 無謀な試みで終わったと思います.....。
岡田さんの脚本のライトにも原作側のチェックが入ったのかしら。だとしたら、やはり原作側もラストは一人ではなく誰かと幸せになることを認めてくれたのかな。原作も岡田さんのも野島さんのも、ヒロインとは別れる。でも原作より幸せな結末が今あるのは私は救われたと思っている。
私にはどれも良くて原作には一人になる覚悟(退行する前から施設を訪問していた)と頼ることを望まないチャーリィが 辛いが凛々しくも感じた。
でも、ここで岡田さんと野島さんを同じにすると反発があるかもしれないが、あえて、ヒロインが助けることをさせないで、ママや友達に手を伸ばして一人にならない結末もいいなと思っている。
そして出てくる知的なヒロインでは現実を受け止めきれないことも判る気もする。でも柳川などは家庭環境が幸せでないし、咲人と一緒に何年も住んでいたり家族のように受け入れる寛容さがあると思っているので、ママでなくともこれはこれで良かったです。
視聴率的に言えばアルジャーノンは、山下さんの視聴率の中では低かったと思う。それに裏には強い番組のある枠であり、確かにアルジャーノンは、数字の取れにくいドラマだったかもしれません。でも、そんなに酷く低いわけではないし、今の時代ならしょうがない数字だと思います。それに、山下さんの咲人は、とっても良かったと思いました。
心に残る作品になりました。
退行してからの咲人に手術して知能が上昇した間の記憶がどんな風に残ったか、野島さんは視聴者の想像に任せてますね。手術前のことは覚えていると思いますよ。遥香のことも。ただ、遥香への感情そのものはどうなんでしょうね。
原作では主人公チャーリーは退行してから手術前に通っていたキニアン先生のクラスに行ってしまう。愛し合った時はキニアン先生をアリスと呼んでいた。以前のようにキニアン先生と呼ばれ、泣き出して教室を飛び出してしまう。
遥香への咲人の気持ちが無邪気な「世界で一番好きな女の子」あるいは「アルジャーノンのママ」程度に戻ったとしたら、女性として、普通辛いだろうな。
咲人の知能退行を防ぐことだけに必死な遥香を強調して描いてましたからね。咲人の愛も遥香の愛も咲人の知能の上昇と感情面の成長とともに愛情も育っていったはずなんだけど。退行したら愛し方、愛され方も変わる。
遥香の最後のセリフ。受け入れる覚悟って、知能退行だけかなあ?。
純粋な咲ちゃんが好きだったんじゃないの~?と視聴者に反感感じさせてしまうあたりがね。野島さんがその意図があったなら別だけど。
原作でもドラマでも感じかた、受け取り方皆が同じではないからこそ作品として活きていくんだろうし、このドラマがこれ程の違いがあるように原作でも読み手の世界観は自分のものでいいと思う。製作側が原作を受け止めたうえで哀しい最後の結末を変えてきたことで、感動を受け止めた人も多いのも事実。何度も言われるように答えを1つにしなくてもいいと思うな。涙を流せる人もいて流せない人もいて…私もかなり泣いたけど…例えばれがよく言われる演技派と言われる人がそつなく見事な演技されてもどれくらい見るがわを感動させられたかといえばそれも想像でしかない。 前にここにも出てたけど主役クラスを揃えた「若者たち」も視聴率も取れなく古い作風が受け入れられなく、私は好きでもったない気がしたけど…今はほんとにドラマで見る人を呼び込むって難しいと思うな。視聴率ばかりきにしてて良いと思えるドラマはこのところお目にかからなかつた。ここで評価が高い窪田くんさえ主役となると苦戦してるし、完ぺきなドラマ=良いドラマではないと思うな。私は何度も繰り返したが山下くんのアルジヤーノンで良かった。自分にとつてどうかでいいし、1つの作品に1つの答えを出す必要はないと思うよ。私も原作のアルジヤーノンは良質な作品だと思えたが好きとはまた違う。
原作と違っていようが演技力があろうとなかろうと、誰かの胸に響いたなら素晴らしいことだと思う。
アルジャ―ノンはいつまでも心に残る作品になりました。
ありがとう、また素晴らしい作品期待しています。
岡田版アルジャーノンは著作権取るのに3年かかったのは、日本にまだこれの著作権が無かったからじゃないのかな。
ダニエルキイスが亡くなっても、そういう著作権問題については野島さんしっかりチェックしていると思うから問題ないと思う。
「24のビリーミリガン」とか多重人格やSF物を手掛けて日本でもアルジャーノンは大ベストセラーになった。
一人称で書かれたこのアルジャーノンは私もとても今でも印象に残っている。
でも、人間を深く掘り下げてえぐって見せた名作は他にもいっぱいある。文豪と呼ばれた人たち。
原作のアルジャーノンを大切にしたい気持ちは分かる気がするけど、私はドラマをこのように脚本演出にしてくれてとても救われたし楽しめた。
3年もかかったのは、著作権という法律的な問題だけじゃないと私は思ってます。映像化にあたって、原作者の作品への関わり方、制作側の原作に対する配慮の仕方、そして最も大切なのは、原作との相違にどう折り合いをつけるのかという協議を続けた歳月でもあると私は思います。これは最初だからとか二度目だからとかではない。映像化される作品ごとに原作者との間で行われるべきもの、原作者が亡くなった場合こそは、制作側の誠意がもっとも現れるところだと思う。前作と比べればエンドクレジットの順番と書き方の違いで明らかです。原作のエピソードが同じ効果を持ちながら形を変えて散りばめられていたり、原作にない登場人物も原作のテーマを表現するため巧みに絡んで意味をもたせている。中盤以降も、無駄のない流れです。このあたりに、前作は原作のタイトルを背負ったという覚悟と誠意を感じます。
ちなみに、アメリカで映像化されたアルジャーノンは、タイトルを変えてますよ。上の方があげたビリーミリガンも、ディカプリオ主演で映画化される予定ですけど、これもタイトル変えてます。これもまた原作に対する距離=誠意が示されていると思います。
この作品がどうしてここまで批判されてるのかという理由の一つは、野島氏の誠意とか覚悟が見えないからですよ。タイトルの重みを考えていないとしか思えないわけです。このあたり、韓さんというプロデューサーが全てのバランスを総責任者としてきちんと取っていたら、また状況は変わった様な気がしますけど、もう野島さんに丸投げだったんでしょうね.....。
私はこのドラマを作ってくれた人達に感謝しています。とても大切に丁寧に大事に作られたドラマだと、、そしてやはり原作を愛してるからこそ、今の時代に蘇らせた?沢山の規制や問題もあったと思われますが、、役者さん、スタッフさん皆さんに花束を(^-^)贈りたい気持ちで一杯です。ありがとう。
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