5 | 547件 | ||
4 | 254件 | ||
3 | 231件 | ||
2 | 208件 | ||
1 | 878件 | ||
合計 | 2118件 |
いい意味でも悪い意味でもおとぎ話なんだなと思う。今のおとぎ話は残酷さは排除されてるから、これはその残酷さを残した昔ながらのおとぎ話。
ナレーションがまさにそう。
でもつまらないおとぎ話。
三谷幸喜の講演で戦国時代以外の大河をやろうとすると衣装がなくて作らなくてはいけないので予算がかかるそうだ。戦国時代物だとストックが沢山あるらしい。
大河=合戦 みたいな思い込みからもっと早く解放されていれば他の時代の大河も見られたのかと思うと悔しい。
予算使っても文句言われない、空気読まない脚本家はいないのかな?
書き込む場所を間違えた。
すみません。
政次のキャラを直虎ラブで、自分の祖先=父親を簡単に憎ませてしまったから、
今や政次が何のために生きてるのか見えづらくなってる。
恋愛こちゃこちゃに終始で、政次の人生や生き様に重みが感じられなくて安っぽく見える
桶狭間で今川が破れ、井伊の将来を危惧した直親が、松平の鷹狩りの誘いに応じるか否かを政次に相談した際、政次も同意した。
そして政次は直親に、何かあったら守り切れなくなるからと、隠し事のないように忠告した。
しかし、直親は駿府の罠にはまり、政次は駿府に留め置かれ、そのまま駿府の犬となり井伊谷には帰って来なかった。
なぜ政次は音信もよこさず帰らないのか、と問う南渓和尚に対し、直親は、「政次は井伊を守ったのだと思う」と答えた。直親は政次の真意を分かっていたのだ。
この時から政次は、父がそうであったように、井伊の敵役に徹することで逆に今川から井伊を守る、と自覚を固めたように思う。直親を今川に殺させることで、後継の虎松を守ったのだ。あくまでポーカーフェイスの政次の真意を、南渓和尚だけは見抜いており、なつも薄々感じているようだ。
守るべき対象の障壁になることで、実は外敵から守る盾になる。この戦略は現代社会においても通じる普遍性を持っている。
次回の放送では、この点が明らかになる予感。
柴崎コウの演技には賛否両論あるが、ここはストーリーに入り込んで展開を楽しみたい。
今、直虎見てます。直親沢山、見れてうれしい、遊びに行けないのでご褒美かな・・・
意外にムロツヨシが好演している。
朝ドラのごちそうさん出演の時には、完全に浮いていたが、歳を重ね、役者になったのだなぁ、と。
柴崎コウとムロツヨシのコンビの場面ではコメディ色が強くなるが、まぁそれも楽しめてはいる。
寺田心の虎松が可愛すぎる。成長して菅田将暉になるそうだけど、もうしばらく寺田虎松を見ていたい。あまり早く成長させないで。直親もあっと言う間の退場だったし。
思うに、直虎というたった一人の女性(異説あり)を何が何でも中心に置いて、彼女が井伊の歴史を先導し作り上げたような構成をもくろんだために、ほとんどが架空の、こんな歴史認識もちゃらんぽらんなお花畑ドラマになってしまったんでしょうね。
それより、今川との戦い→敗属→滅亡の危機→復活へ、という弱小領主井伊そのものの奮闘ぶりをきちんと描いて、それを支えた直虎という女性がいた、というドラマ構造にした方が、はるかにまともで見応えのあるドラマになったと思う。
前に書いた方がいたけど、そのためには、直平や直盛、特に直親の為政をしっかりと描き、宿命的悲劇的な、二代にわたる讒言による横死を小野との確執の中で捉える。
今川をバックに井伊乗っ取りを狙い続け、さまざまな謀略をしかけてくる小野と、それを阻止しようとする井伊との闘いの構図だけで、前半の話は作れる。ここに直虎が加わればいい。
後半は、直政のさまざまな活躍を描く。直虎は、その補佐・指南役の位置におく。
こうすれば、まさに「大河」(さまざまな人たちが歴史の流れを作り上げた)のドラマになる。
歴史は、たった一人の大活躍で成り立つものではない。どんな人たちが、井伊の歴史を作り上げ、変えていったのか、ドラマチックに味わいたかった。
残念です。
4ヶ月もかけて幼馴染との悲恋とチマチマした新米城主奮闘記やってたのか。
総集編を見て、あまりにスケールが小さくて「なんだこれ」としか感想がない。
「これまで見なくて残念」とも「これから見よう」とも全く思わなかった。
「八重の桜」の前半で「お留守番大河」と揶揄されたことを、NHKはずっと気にしているのかもしれない。
実際、直平~直盛~直親の統治時代を描くために、おとわの子ども時代と次郎法師時代を長々と引っ張ると、今作も「お留守番大河」とか「誰が主役か分からない」とか、言われてしまうでしょう。僧侶の格好だから華もなく、結婚・出産などの変化もないし。
ただ、儒教道徳が浸透した幕末の武家の娘である篤姫・八重・文、同じ戦国時代でもずっと身分の高い深窓の令嬢・江と比べると、次郎法師は格段に行動範囲が広くて、見聞を広げられる環境にあるのよね。
井伊の姫だから領内ならば安全に歩けるし、学問を修め、俗世を離れた僧侶なので領民や家臣の生老病死にじかに関わり、父や身内が行っている内政や外交の場面を見聞きしたり、手伝ったりもできる。
脚本の森下女史は、「江」の田淵女史のように、江を軍議の末席にしれっと参加させるだの、伊賀越えに同行させるだの、「花燃ゆ」の女性脚本家たちのように、文の同意があって薩長同盟の成立したかのような、ああいった禁じ手は使っておらず、直虎が女性としてできる範囲で(女どうしのツテを頼るなど)動いているので、そこは好感が持てますが、「お留守番大河」にならない程度に、もっと群像劇として井伊家を描けなかったものかと…彼女でも手腕が足りないのですかね。
別に直虎以前の統治時代を長々引っ張らなくてもいい(そういうことを言っているのではない)。
何でもかんでも直虎が関わった、直虎がやった、直虎が中心だった、という無理やりな直虎中心主義は、嘘でもあるし物語も陳腐になるからNGと言っているだけです。
そのためには、井伊が何をやってきたのかをすっ飛ばしじゃなくて、丁寧に描かないと。
で、今、何で話を引っぱっているかというと、政次の直虎後方支援。こういうまったくのフィクションでドラマの骨組みを作ること自体がおかしい。
歴史的素材があるのだから、それを利用すればいいだけの話。なぜこのような事実歪曲を行ったのか、理解に苦しむ。
というか、当然、婦女子人気を当て込んで、そこを狙ったものに違いないのだけど、しかし、結果としては大失敗、大きく批判にさらされている。
考え方があまりに安直で下世話なのに驚く。
この前の「真田丸」は、幸村(信繁)が主人公だったけれども、父昌幸の圧倒的な存在感で、物語をぐいぐい引っ張った。途中までは陰の主人公と言っていい。兄信之の存在も大きかった。
でありながら、別に主人公の影が薄かったわけでも、存在感が損ねられたわけでもない。
この複線、重曹的な人間の描き方は見事だった。それが物語にとてつもない面白さをもたらした。
これは大きくは才能の問題だから、才能のない作家にそこまでは求めないけれど、大河って、さまざまな人間たちが織りなす歴史を描くドラマであるということを、頭がどうかしちゃったんじゃないかと思うほど、あまりにも忘れ過ぎ。
せめて、お花畑構造は避けるぐらいの気づかいはあってよかった。
残念としか言いようがない。
う〜ん、誰か1人を主役にして1年引っ張るということが、そもそも難しいことですよね。
ただ、ドラマの中心軸としての主役がいないと、視点がばらばらになるので、そこは主役が必要。
ならば前半と後半で主役をバトンタッチしてみるのもいいですね。
時代は流れるのだから、何も1人の一生を老齢まで描かなくても、例えば、戦国時代の井伊家自体を”主役"とし、そこに関わった人達の中から、半年毎に主役を決めて交替すれば、井伊家の歴史そのものが主体になる。ドラマの中だるみの解消にも一役買うでしょう。
次々回の、東京オリンピックがテーマの大河の主役も交替するそうですもんね。大河ドラマもそろそろ変革させなきゃ。
そうそう、主人公代替わり、とか、ダブル・トリプル主人公にするとか、いろいろやりようがあるでしょう。
それこそ、固定観念にとらわれないで、発想を柔軟にしたらどうかと言いたい。
だいたいほとんど架空の主人公で1年もたせるなんて無理。
前半は直虎主人公で小野との闘い、後半は直政主人公で徳川とからんでの活躍、で十分。
もともと面白そうな話なんだから。
(しかし、井伊家の伝承文献など見たくなってきた。ほんとに、実際はどうだったんだろうって知りたいよね。)
旧態依然とした大河でなく、少しずつ変わっていってもいいですね。ただ大河らしさのDNAは持ちつつ。
でも大河に全くロマンスがないのも不自然。
男と女の化学反応、つまりロマンスがあるから歴史は紡がれてきたと思うのです。
男と女の関わりが世継ぎを作るためだけであるはずがなく、大切な愛する存在を守ろうとするからこそ、男も女も、戦い奮闘してきたわけで。仮に男だけの社会だったなら(あり得ないけど) 男は頑張るための原動力を失います。女も同じ。
ロマンスは視聴率取り目的だけに存在するのでなく、歴史の中では、植物や動物や自然と同じく、必然要素として大河には盛り込まれるべきものだとつくづく思います。
別にいいんじゃないですか?ロマンス。物語も華やかになるし。
でも、直虎関連は、もうお腹いっぱい。
だいたい直親に殉じて出家し、その愛を貫くというのがサブテーマなのだから、それでロマンスは十分です。
おしりムズムズの政次の片恋が終わったら打ち止めにしてください(だいたい、二人とももう中年のオジさんオバさんなのだから、若者の青春みたいなやり取りはご遠慮いただきたい)
後は、直政とかわいい姫の初恋ぐらいは見たいかな。虎松が可愛い子なので、長じると可愛い少年になると思うから、お似合いのかわゆい姫とカップルにしてあげてほしい。
井伊の外の男女関係については、もう惚れようがはれようが、どうぞご自由にという感じ(笑)
寺田心ちゃん演じる虎松を主人公にして欲しい(笑)
みなさんは感想でも小野と書いていて、
井伊に対する小野という認識・構図が頭にあるけれど、
私のような歴史音痴が普通に視聴していると、気がつくと「小野」という概念が頭から抜け落ちます。
それほど、「小野」としてより「政次」という1人の男の単なる片想い道中としての視点が色濃く、ドラマは井伊と小野ではなく直虎というオンナと政次というオトコという体で進行してしまってる。
あれだけ面白かった真田丸でも見終わったら録画を消していたんですが、直虎は消せなくて。何度も見返しています。
おとはと亀が夫婦約束して照れながら話しているのですが、その後ろにいる鶴の表情が切ない。
複雑な切なそうな顔から諦め、薄く微笑む姿に
一話からかー一話から本心を隠していたのかと可哀想になります。
城主になった直虎の視線の先には井伊家や虎松があり、直虎を見つめている正次の視線と交わることはこの先もきっとないのだろうなと思いながら見ています。
今回の大河で主役が正親、直政であったり小野家の確執が普通に書かれているだけならここまで熱心な視聴者になったかなと思います。
勿論、それだけではなく借金問題に働き手不足解消等も興味深く見ています。
明日は直虎だ。
楽しみー。
何かドキドキする。
また、2回目を見ている。何回も見るファンもいるので、頑張って欲しいです。柴崎さんの演技は、やはり抑えぎみの方が、いいと
思います。落ち着いて静かに話たらどうかな・・・
直虎になって変わると思ったら、更に子供っぽくなってる部分が、
ある。もっと、堂々と貫禄だして、少しゆっくりぎみに落ち着いてって、私が、言う事じゃないのだけど・・・
早く、変わって欲しい・・・・
確かに、声が、耳に響くのです。
面白いんだけどね・・・
やはり耳障りです。
個人的に明日の直虎は一つの山場の予感。
落ち着かなくて方々の直虎サイトを漁りつつ胸をときめかせています。
比喩じゃなく動悸がする…病気なのか?
脳筋は大嫌いだったのに直虎見続けた為に中野さんやジジ様まで好ましくなってしまいました。
憎めない殿方ばかりだ。
わけのわからん女性を主人公にするくらいなら
今川義元の大河を見たかった。
今やってる風林火山を見てなおさら
柴咲さんです。
柴崎じゃなくて。
主役を演じてくれてる人の名前を簡単に間違えられるなんて、。
今川義元目線もいいな~。妄想するわ。
柴咲さんですね・・・余程の直虎ファンですね・・・
安心しました・・・そちらの字の方が、素敵ですものね・・・
柴崎を書いたものです。引き続き、直虎応援、お願いします。
おばさんは、名前に弱くてだめですね・・・
私も~
大敗した今川から描く戦国。今までなかったんじゃない? 新鮮だわ。
それに、義元が首を取られても今川はまだしばらく生き残っていて、なお属国に命令やら画策やらしていたというのもわかって、それも興味深い。
今川の光と影…いいねえ。
人間の陰の部分が見えないドラマって面白くないんだよな~。ひたむきに頑張るとか、そんなんより、苦悩するどうしようもない大敗した過程のドラマが好み…。
今川時代の大河を希望するならNHKのホームページに書き込んでみたらいかかがでしょう?
大河は長く見てきたのですが、今回は脱落しそうです。
戦国時代、大国に挟まれた弱小国の話なので、一族の生存をかけた権謀術数のドラマを期待したのですが、少女コミックのテイストとには追いていけません。直虎、直之のがなり立てる演技は苦手です。
観たいと思って何度かトライしてみるけど、やっぱり面白くないです。
今日は、直虎楽しみです。星は、1週間に家族で、1回ですね・・
今、入れられた方は、もう、後は、また、来週見て入れるって事で、いいんですよね・・・私、この事で、出禁になったんで、
確認しないと・・・他は、そんなに厳しくなさそうですが・・・
毎回、直虎面白いですね・・
題材は、すごくいいと思います。脚本家様、役者の皆様頑張って欲しいです。
やだあー柴崎さんって、書いてる人沢山、いるじゃない・・・笑
皆さん、柴咲さんですよ・・・花が咲くの咲です。
芝桜見たいなすてきな苗字ですよ・・・・
はい、これからきちんと覚えましょう・・・
柳楽君が、いい動きをしてくれるのを期待しています。
忠実は、がっかりするかもしれないから、書かないでー
面白い話ならいいけど・・・
私は、菅田君とのW主演が、いいと思います。早く、虎松を菅田君に代えて、重厚感出すのが、良作かと思う。
細かいようだけど、「正次」でなくて「政次」。人の名前はアイデンティティに関わるから、誤字お気をつけを(笑)
今日は、いよいよ真正面から向き合うようだけど、もう、早くケリをつけてだらだら間のびしたこのエピを終わらせてもらいたい。
さんざん種まいてきた、政次の「実はいい人」ストーリー。高橋一生が必死の顔芸でがんばってるから何とか映像上もってるけれど、話としてはめちゃくちゃ破綻している。
「政次に後継ぎがいないのだから、虎松の後見になろうとするのは、小野のためじゃなくて今川の盾になろうとしている」という大前提がそもそも、まったくの嘘っぱち。
(ドラマ上では)政次の子はいなくても、弟の玄蕃に子がおり(もうすでにかなり大きくなってたねー)この子が当然、小野の後継ぎだ。
彼がこれから小野という家を引き継いで盛り立てていかなければならないのだから、彼のためにも政次がブレーンになり、小野を安泰にしておこうと動くのが当たり前。
それを将来の当主の母親であるなつ自らの口から上の言葉を平気で言わせ、政次がひたすら直虎のためだけに動いているように描く。
つまり、このドラマ、「家」というものの概念がまったく頭にないのだ。個人を描くことしか考えていない。こういうのが、朝ドラ発想というわけだ。
井伊にしてもそう。直虎ばかりを描きたいがために、歴代の業績が何も触れられず井伊の歴史がさっぱりわからず、その上にこそ直虎が誕生したのだという十分な納得がない。ただ、直親のために、という一念で当主になったように描かれてしまって。
かてて加えて、お粗末な作りの色恋沙汰や、ドタバタの安っぽい冒険譚。
主役をのぞく俳優の演技でところどころもたせてはいるけど、それだけでこのドラマを見続けるのは、相当キツイ。
そろそろキリかと思う。
本当に朝ドラも直虎ぐらい面白かったらいいのに。
見習って欲しい。
まあ朝ドラは朝ドラで縛りがあるんでしょうけど。
朝ドラが直虎並みに面白かったら家事が疎かになるー。
それは困るけど毎日楽しくなるか。
毎週だと日曜日まで長いから直虎本を読んで先が知りたくなるんだー。
その葛藤と戦っています。
朝ドラが好評で悔しさが滲んでるね。
負け犬の遠吠え。
はいあの低視聴率を大々的に発表してください
さすがに政次の名前は、good jobで、良かった・・・
視聴率は、精霊の守り人もおもしろかったけど、視聴率は、今、ひとつでした。全体的に視聴率下がってますし、ここで、評価の高い、ひよっこでさえ20%中々行かず。10%行けばいいんじゃないかな・・・・直虎10%あれば良い・・・べっぴんさんは、高かったですね。いずれにしても、直虎頑張ってね・・・
私は、直虎も応援してるが、しれっと、ひよっこも応援している・・・・
今にして思えば小野政直は息子をよく見ていたよね。
おとわに惚れているのも知っていたし。
似た者同士だったからなのか。
だから単純な裏切り者だと言い切れない。
この人も副音声で本音聞きたい。
大河ドラマって、今まで見ていた作品で良く出来た作品に限って言えば、複眼の視点があった。主演だけじゃなくて主な登場人物数人から見た視点があって、1つ1つの視点が小川としてそれが何人もの人物の、連続して続いていくところに大河ドラマの醍醐味があったと思う。
だけど「おんな城主」はおとわの視点しかわからない。要は何にもしらないクセにいつも大威張りで何故か45分以内に事が解決するおバカ城主のおとわ目線しかないからおバカな大河になってしまうのだ。他の誰かの目線があったとしてもせいぜい生意気な家臣(これも同類な性格のおバカ)がいて、もう1人まだ頭が良さそうな家臣が1人いるが、どうにも知らない役者だし存在感が薄すぎる。高橋一生の目線にしても作者が意図的に彼の本心を最後まで隠そうとして色々フェイクを使ってるので本心が気になるのを超えて、もうすでにどうでもいい状態。
ヤギラ君のキャラにしても放置されてしまった家康にしても、今の時点で全然話が進展してないのでどういう人物なのかもわからず、スピードがまったくないドラマ。
直虎ばかり時間をさいているから他のキャラが置き去りにされてるんだよね。ムロツヨシの銭ゲバキャラにしても貫地谷しほりの性格の悪いキャラにしても1ミリたりとも進展しないので面白みが全くない。今川家からの視点といっても、たまに寿桂尼が出てきて、直虎に都合の良い使われ方をされてるだけなので、今川側から見た面白さなんて皆無。武田信虎(信玄の父)や北条すら出てこないんだから、まったく歴史ドラマとしての面白さは皆無。
小林薫ともう1人の和尚さんは好感が持てるけれど、たまにしか出てこないし、直虎が困った時だけ相談するだけの駆け込み部屋的扱い。
だからとって井伊の農民の視点もない。ただたんに、あくる日、暴れたと思えば、いつのまにか直虎に懐柔されているだけ。全然農民としての視点どころか大変さもほとんど伝わってこない。あの箱庭のような畑は何とかならないものか。外観だけでもよその大きめの農家を撮らせてもらったら?大河あまりにもなのにスケールが小さすぎるよ。
「ごちそうさん」の脚本は賛否両論あったけど戦争描写なんかはテーマ的にもしっかり考えさせられるものだったので、今回の大河にも期待してたのではこれでは期待はずれだ。テーマなんて全くなありゃしない。視聴率もバラエティに喰われても仕方がないドラマだ。アホな女城主が毎回、大暴れしてますね、っとしか感じられないドラマだ。
ほんとにねえ。
仮にこのドラマが井伊の内政や経営を描くものだとしても、直盛や直親が何をやったのかはさっぱり描かれず。
農民があんなに苦しんで突然徳政を今川に直接訴えるなど、よっぽど悪政をしいていたのか、とか思うじゃん。
農民とのきずなだって、直虎が自分の手腕で初めて築いたように家がいてるけど、じゃいったい直親はどうだったのさ。当主になって亡くなるまで5~6年もあったのに、何をやってた?。
一度、いい領主様じゃといって、農民に混じって笑っているシーンがちらとあったけど、あれはただのサービスショットか。
とにかく、直虎以外のことが何一つわからない。今日だって、たぶん、直虎と政次の一対一の話し合いか対決かでしょう。
ほんとに、これは「大河」ではない。
再三言われてるけど、朝ドラかファンタジー大河へ行け。
そこでもこのチープな作りじゃ、目の肥えた視聴者からは批判だらけだろうけど。
めっちゃ面白いと思って見てます。こんな小さな田舎の、今にも潰されそうな井伊家から、誰もが歴史で習う桜田門外の変で亡くなった井伊直弼とかまで繋がってるかと思うと胸熱。そういう積み重ねが歴史なんだなって思うし、大河ドラマだなって感じで面白いですね。歴史の中で派手な戦ばかりじゃなくて、こういう地味なところも大切だって思うし、実際脚本も面白いなって思います。
脚本家さん、もう少し何とかならないのか。
どんどん脱落組が増えるよ。
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