5 | 198件 | ||
4 | 44件 | ||
3 | 25件 | ||
2 | 20件 | ||
1 | 18件 | ||
合計 | 305件 |
新たなダークヒーローがあなたの常識を覆す。
正義の反対は、本当に悪なのだろうか…?
日常の些細なきっかけで正義と悪は簡単に入れ替わる、
長谷川博己主演の逆転パラドックスエンターテイメント
始動!
満足です。
確かに明墨のやり方は褒められたもんじゃない。
仮に緋山の犯罪が衝動的な物であって、更生の余地があるからと言っても推定無罪(決定的証拠の隠蔽)に持ち込んだのは法の精神に反する。
明墨には後に有罪判決が出されるだろう。
しかしそれもまた自分自身への戒め(無理やり自供させて死刑判決につなげてしまった)だったかもしれない。
有罪率99.9%を誇るために、限りなくグレーの容疑者が証拠不十分で不起訴(お咎めなし)となる一方、無実の人間が牢に繋がれる矛盾。
明墨が主張したように、一旦起訴した以上、何が何でも有罪に持ち込まなければいけない焦りが検察を縛り付けている(権威を守ることに執着している)としたら、それこそ三権分立の意味が問われる。
結局、糸井一家殺害事件の真相は明らかにされなかった。
しかし、明墨の目的は真犯人を探すことではなく、横領事件の共犯という事実のみを理由に起きた冤罪を救う事。
真犯人が野放しになる事よりも、冤罪被害者を無くしたい。その一点のみ。
もしかしたら、単なる自家食中毒事件だったのかもしれない。
しかし、一旦起訴した以上、メンツにかけても有罪にしなければいけない(国民から信頼されなくなる)焦りが今もあるのだとしたら…。
世の中、完璧な人間なんていない。
誤った証拠で誤った判決が下される事だってあり得る。
今まさに、議論が進みつつある再審請求制度改正に、一石を投じる形になったと思う。
確実にやってる人間を、どんな手を使ってでも有罪にするんじゃなくて、確実にやってない人間をどんな手を使ってでも守り抜く物語だったかな、と。
そこにはちゃんとシロか黒か真実を追求する情熱があって良かったなと。その過程に、誰かの善は誰かの悪、があったとしても。
つまりどんな手を使ってでも、最終的に無辜を守った。
青島は事件に大きいも小さいも無いと言ったが、これはアンチを着せてそれに反する様に見せ掛けたけど、そもそも訴えたいものが違ったのよね。
10人の真犯人を逃すとも1人の無辜を罰するなかれ、改めて響きました。
明墨の信念はここにあったんですね。緋山を裁くより志水の命を守った。
伊達原との根本の違いはここなんでしょう。
刺し違える覚悟に泣かされました。誇り高い志が胸を打つ。
薬師丸ひろ子が機関銃をブチかましたのは、ある種の裁きですかね(笑)無垢で清らかな少女が染まり意思を持つ。
私も気を付けようと思いました。
いいドラマでした。
お疲れ様です。
一つだけいいですか?名前の色繋がりであのう、そのう、志水は水色とかじゃないですよね?違うか~
振り返って思うんだけど、長谷川さんのわざとらしく嫌らしい明墨の喋り方は、最終回の伊達原との法廷シーンを ”圧倒的な劇場ショー” として見せることを見越した役作りだったんじゃないだろうか。
想像を絶するどんでん返しを期待してましたが
大島優子と木村佳乃がやっぱりなってかんじでしたね。
面白かった。
正義とは何か法律とは司法とは人間とは・・いろいろ考え方あるでしょうから、それはそれでまあ良いんです。
ただただハセヒロの演技に引き込まれた、満足。
ドラマとしては良かったです
ラストシーンで長谷川さんが法廷に立っているのは
執行猶予になったからと思いますが
有罪でも弁護士資格に影響ないのですか?
1話終了時点で☆4つで期待して最終回まで見ました。最終回まで見た結果☆5です。
個人的には権力を追い求める人間の「弱さ」がとても印象に残りました。自分が弱いことを他者に見破られるのを恐れ、隠そうとするために権力という鎧を求め、今度はそんな鎧を失うことを恐れ守るために見境が無くなっていく。そんな人間の弱さを伊達原を通して見たような気がしました。
ドラマでは真実から目を背ける伊達原と、赤嶺や桃瀬のような真実と向き合う者の対比が描かれていましたが、自分の弱さを認めることができる強さを持った瀬古判事との対比も感じました。
決して綺麗ごとだけではないリアルな人間を描くドラマが好きなので、個人的にはアンチヒーローはとても満足できるドラマでした!
滅茶苦茶 良かった
他局のドラマ 続編って言ってるけど
違うでしょう
この番組の 続編が無い限り 他局は有り得ない
長谷川博己さん 野村萬斎さん
最高でしたよ
続編でも野村萬斎さん出ますよね
現実の冤罪も この様になって欲しい
そして 本当の犯人が誰なのか?
そこが知りたいのは この番組を見ている人の
気持ちをくすぐりますよね
ひょっとして 犯人は…………
今 こうして考察すると 又 変わるだろうから
続編があると決まったら 話たいですよね
面白かった 良かった
何度も見直してみようと思います
星5つをつけたくて。ただただ、感動!おもしろかった!
25分延長もなんのその、あっというまでした。
こんなにすっきりできるドラマもそうない。
ラストまでひきつける演出が最高でした!
前回、突然伊達原検事正の家庭が出てきて、妻と娘が絡んできたのはなんなんだろう、と思いましたが、そういうことだったんですね。
これから先の伊達原家を思うと気の毒ですが、しかたないですね。検察が最もやってはいけないことは罪の創出ですから、伊達原には厳罰を望みます。
毎週、面白くは観られたけどちょっと最後に行くにしたがって・・特に最終回の議論合戦・・長谷川と萬斎の演技がしつこくなり過ぎたかな。ヒートアップしすぎて、正義とかどうこういうより、お互いを遣り込めたい、地獄に落ちるのはだーれだっ的ゲームを観ているみたいな気になってしまった。
もっとアッサリとした冷静さがあった方が良かったかなと。
あのまま終わるのではなく、最後赤嶺が「あなたを無罪にしてさしあげましょう」で二人の不敵な笑いは良い演出だったな。
アンチヒーローって題名が「正義」という槍で砕かれずダーク感をちゃんとまとめた感があった。
突っ込み所ありすぎ。
12年前の事件の物的証拠である盗撮ビデオを探させるために
あえて殺人犯の男を無罪にするとか、もうある意味
無茶苦茶な展開…。
エンターテインメントとしてみるなら、面白い所もあったけど
これを名作とか評するのはかなり厳しい。
そうそう、罪を見逃すより、冤罪を生む方が重いんだ
「疑わしきは罰せず」ってみんな知ってる言葉なのにね
不起訴になった芸能人を決めつけ犯罪者呼ばわりする輩もいい加減消えてほしい。
久々に見ごたえあったドラマだと思います。
続編希望します。
明墨が無罪放免ではなく、ちゃんと囚われ、自分も伊達原と同じく罰を受けなくてはと思っているところがよかった。
知らなかったでは済まされない、人が人を裁く重みを感じられた。しかし人しか人を裁けない重みもまた感じた。
冤罪を生む罪
これを裁くことは出来ないのだろうか?
野村萬斎さんの悪役、顔芸も含めてクドかった。
緒形直人さんを久しぶりに見た。
志水。公の場で、潔白が証明されたのだから、世間の目は柔らかくなるだろうか。でも、一度牢に入った者として、受け入れてくれない人もいるだろう。
冤罪は怖すぎる。
真犯人とかいくつかの未回収の思わせぶりはあれど、冤罪を晴らすというテーマに重きを置いたんだなと納得できた。
苗字の色を用いた伏線も粋で素敵。
“墨“が限りなく黒に近いのは最終回のセリフやタイトルの暗喩かななどと想像が広がった。
主人公含め、登場人物の白と黒の境目は曖昧で、それがリアルで恐ろしくまた遣る瀬無く共感できた。
梶浦さんの美しいけれど不穏な音楽も合ってた。
映画やスペシャルで真犯人編が見たいです。
ここでの高評価の方々の予想通りの展開。さすがの洞察力は、過疎サイトの意地かな(笑)
そして、ドラマはその想像をも超える感動を味わせてくれた。
一番感動した言葉は「大切な人の命が奪われかけたらその相手を殺す。そして、その地獄に落ちた者が二度と悪事をしなくなるまでその者をこの目で見張り続ける。だから、共に地獄に墜ちましょう」
その捨て身の明墨の覚悟と愛の深さに圧倒された。
おそらく、伊達原も。
思えば、伊達原は、羽木事件の証拠湮滅についての明墨の公判で、志水事件は訴物が違うと一蹴できたはず。それをしなかったのは、検察を裏切った明墨への憎しみの深さと同時に、かつて最も嘱望した部下への師弟愛だったのだろう。その2つの理由から、明墨を完膚なきまでに叩きのめす=楽にしてあげるという発想だったはず。
前に投稿したように、何としても明墨を倒さなければならないという思いが、悪の絶対権力者に隙をつくらせてしまっていた。
そして、主題歌hanataba その名どおりに、桃・緑・赤・白・青・緋色の6色の花が束になって明墨を勝利に導く展開…
花束?…伊達原も、証拠の動画のブルーレイを踏み潰した後、事務所開設祝いだと言って明墨の事務所に花束を持ってやって来ていた。それは、宣戦布告であると同時に、かつて最も嘱望した部下への鎮魂のはなむけだったのだろう。
そして明墨は、平塚文書偽造という捨て身の罠を仕掛けて、伊達原を一気に追い詰めた。
断末魔の伊達原は、法廷に志水の娘が来ている前で、法律を侵す横領犯は守られるべきものなのかと毒づく。だが志水の娘は、臆することなく、ただ父に生きていてほしい帰って来て欲しいだけだと前を見つめた。伊達原は遅くに生まれた一人娘を思い出し、憑きものが落ちたように一人の父親の顔になった…
脇の人たちも渾身の演技を見せてくれたこのドラマ。
でもやはり、人の愛と業の深さをあますところなく表現した長谷川博己さんと野村萬斎さんという主役2人の存在感は圧巻だった。
もちろん、法手続き的なことを言うと現実離れをしている点もある。そういう突っ込みを入れる人が一定数いることも知っている。でも、ドラマは現実世界ではない。ある意味、そういう世の中にならないようにすらための木鐸になる場合もある。現実とは違うパラレルワールドとしてドラマを見られない人たちは、ノンフィクションやドキュメンタリーやニュースだけを見ていればいい。
私は、このアンチヒーローを、自分が見たドラマの中の最高峰の一つに位置づけた。
最終回、明墨と伊達原の対峙迫力がありましたね。
伊達原には伊達原の、人間としての弱みがあり、検察としての使命よりも個の人間として守りに入ってしまったことが無実の人間を死刑してもかまわないという過ちを生んでしまった。
一方で、アンチヒーローである明墨には、このドラマで見る限り守るべき家族はいない。ある意味失う物はない。だからこそ、捨て身で検察の不正に切り込むことができた。もし彼に妻子がいたならどうだっただろうか、、、
終盤 紫ノ宮弁護士が父親と面会し、最後に「お父さん」と呼びかけてほほえみあうシーンにはうるっときました。
やっと笑顔でむきあえるようになったんだなぁと。
まだ最終話は見てないんですが…。
7話から急に作風が変わったような気がしました。
やたら大袈裟なBGMを流して、お涙ちょうだいに盛り上げようとしている。
だから主人公弁護士が志水に、娘さんを不幸にしないためにも
このまま諦めないで再審請求するようにと説得するシーンも
感動するどころか、すっかりしらけてしまった。
そういう残念なシーンが数多ある。
面白い所もなかったわけではないが、自分の内部では、せいぜい★3つぐらいの出来。
最終回は結構良かったんじゃないかと思う。
若干モヤモヤしたところは残っているが、明墨が検事など公職についている身だと、今回の殺人罪を逃がすことはどうにも大目に見ることはできないが、一私人として、自分の逮捕をかけて行った企てとしてであれば成り立つということで、自分の中で一応納得させている。
ただ、面白かったといえば面白かったが、ドラマのストーリーって出尽くしていて、ここまであれやこれや反転したり主人公が悪に手を出したりしないともうドラマは作れないのかなという虚しさも強く感じた。
最終回、気になっている部分がある。
伊達原が資料室で探しものをしてる映像が、証拠として採用されてあの展開になっている訳だけど、そもそもあの映像は盗撮。
盗撮映像は、証拠として採用出来るもの?
指紋やDNA鑑定に使われる証拠となるものは、確か、本人同意で採取されたものでなければ、証拠として採用されないはず。
隠しカメラの映像は問題ないんだろうか。
ただ、防犯カメラも、隠しカメラと言えば言える訳で、盗聴器で録音した内容を証拠とする話は珍しくもない。
尤も、普段なら考えないような”証拠の採用可否”について考えてしまったのは、このドラマで、相手側の戦法をどうやって崩すかのエピが沢山あったから。
いや~勉強になるドラマだった。
自分なんか、”検事正”が組織の中でどういう位置付けなのかとか、検事や裁判官の給料体系とか、色々調べてしまった。
検事や裁判官は公務員。弁護士は民間職。
その違いも、このドラマで興味を持った。
どなたかが、明墨は逮捕されても弁護士を続けられるのかと書いていたけど、自分も詳しく調べてないので分からないけれど、公務員ではないから大丈夫なのかもしれない。(警察なら辞めることになるだろうけど)
医師とかなら、医師法というまた別の法律があるから、医師法違反で免許剥奪があるけれど、弁護士はまた違うような。
このドラマはエンターテイメントではあるけれど、法曹界に興味を持つドラマであることは間違いないと思う。
12年前の冤罪事件を改めるために、殺人犯を無罪にしたり、
伊達原が毒物検査の(実は捏造の)証拠を抜き取る場面の
盗撮をするとか、むちゃくちゃな展開だったと思います。
最終回は、現実ではありえないような裁判の流れだったし、
しかも、志水の冤罪の真犯人は不明なのですよね。
まあ、ドラマだから面白かったですが。
終わってから長すぎ。どうでもよいエピに30分以上使うのは引き延ばし以外に考えられない。だったら通常の尺でいいのに。だらだらした。
殺人事件ではなくて食中毒死だったのではないのかな。
のたうち回って死んだ為、現場が荒れており殺しに見えたとか。
野村萬斎さんの演技は抑揚に富み一昔前の香港映画の悪役みたいでわかりやすい。
だけどリアリティに欠けるよねぇ。
香川照之氏以降、クセたっぷりのセリフまわしをする役者が度々登場しているけれどもちょっとあれはどうなのよ。
あんなしゃべり方をする人が現実社会にいるかなぁ。
いたらかなり嫌だよ。近寄りたくない。
自分はやっぱり香川照之氏がいいかなぁ。
香川が使えないからって無理に野村を使わなくてもいいのに
そういうことやってるから「台所」が透けて見えてしまう
この枠特有の大袈裟な演技は鼻についたが、総じて面白かった。今度は北村匠海がアンチヒーローになって明墨を救う続編か映画をやるのかも?
>そもそもあの映像は盗撮。
>盗撮映像は、証拠として採用出来るもの?
あの映像は今回の明墨の裁判(証拠を隠して緋山を無罪に導いた件)とは直接関係ないですよね?
じゃぁ、なんであんな工作をしてまでして伊達原を追い詰めたかと言えば、検察側の立件能力に問題がある事(糸井一家殺害事件でも同様に証拠を捏造したかもしれない可能性)を突き付けたかったからだと私は理解しています。
刑事裁判は、検察・弁護側から提出された物的及び状況証拠のみを審議して判断を下すもの(本人以外知りえない秘密の暴露でもない限り、自白のみは対象外)。
一般的に判事及び裁判員が現場検証することはまず無いので、提出された証拠は全て正しい物であることが大前提となります。
そこに不作為(捏造)があれば、再審されるべきではないか。
それがこのドラマの大きなテーマ。
ひるがえって見ても、最初の緋山の事件でも検察側は玄関で検出された指紋を根拠に殺害があったとしたが、それが殺害時についたものかどうかまでは立証出来てなかったですよね。明墨はそこを突いて検察側の立件能力の脆弱さを露呈させた形。
現行犯以外の事件裁判の難しさを改めて考えざるを得ません。
色の名前が付いている登場人物は明墨の味方なんだろうな、と思わせる趣向は、私はあまり良くなかったと思う。
みんな普通の名前の方が、誰が敵で誰が裏切るのかわからなくて良かったのでは(色の名前の法則通り、緑川は味方で白木は裏切ってなかった)。
このドラマの最終回の前日に『花咲舞が黙ってない』の最終回があり、その中でも倒すべき敵の人物の側近の女性は、最初から復讐目的でわざと企んで敵の懐に入っていた。
ここで教訓。
権力の階段を昇っていこうとするなら、誰も信じてはいけない。
孤独な戦いなのだ。
そこのところは勉強になりました。
しかし、自慢ばかりな書き込みで
もう少しアナの教育しっかりしろよ❗
どうせバレないように先手を打ったの?
こんなんばっかなの?
他テレビ局ここのアナウンサーの事を取り上げ
れば?
普段散々ドラマの感想で酷いめに有ってるのに
わざわざ言わない方が賢いみたいな風潮も
どうなのか?
個人的にはハズレ。
歌舞伎役者とか狂言師とか、
この枠のドラマはやたらそっち系の役者を使いたがるよね、悪役に
もう飽き飽き
一度味をしめたら元号が変わってもそれにしがみつくよねこの局は。
歌舞伎役者が事件を起こしたら今度は狂言師か
癖が一辺倒なんだよ
キャスティングのバリエーションゼロかよ
代り映えのしない
二度見たいとは思わないドラマ
そして主役長谷川の台詞の言い回し、わざとらしくて大分苦手だわ
志水と娘の沙耶が抱き合うシーンがヤマのお涙頂戴ドラマ?
視聴率にしても、こういうところのありきたりの突っ込みにしても、このアンチヒーローは過小評価されてるなあと思う。
私のこのドラマを見たときのヤマは、
沙耶が法廷で伊達原から、横領犯に法律の愛の手を差し伸べる必要があるのかという毒を吐かれたときに、ただお父さんに生きて会いたいという目力で訴えたシーンだった。その目で、伊達原は悪魔に魂を売った者から一人の父親に戻り、明墨の「共に地獄に墜ちましょう」で完全に観念をした。
過去の映像も流れ、幼かった沙耶が母親と一緒に明墨のところへ来て、お父さんは悪い人じゃない、優しいんだもん、と泣き叫んだシーンが、法廷シーンでの沙耶の心の声として聞こえるかのような演出も良かった。
紫ノ宮の父倉田も、娘を守りたいがゆえに志水の命を犠牲にしようとしてしまっていた。改心した倉田を紫ノ宮が弁護し続けようとするも、娘に守られる父親なんてかっこ悪いから他の弁護士に変わってくれと二人で笑い合った。
ちょっとダメなところがあっても、お父さんが家族のために一生懸命がんばっているんだよ愛されているんだよという、父の日の最高のメッセージでもあったのだと思う。
明墨が、桃瀬の志水の冤罪を晴らすという遺志を受け継いだシーンもこのドラマの真骨頂の一つだった。
検察の正義を絶対と信じていた明墨に、人としての真実を貫こうとする桃瀬の信念と無念が、DNAの転写のように明墨にスパイラルされ、法を侵しても“本当の正義”を守ろうとする“悪”に墜ちていく描写に、miletさんのhanatabaはどうしても必要だった。
最終回では、伊達原の劣等感のかたまりだった出自も明らかにされた。不公平な世の中で、並々ならぬ決意で、こちらも悪魔に魂を売ったメフィストフェレスのようになっていた。そして、遅くに授かった一人娘が彼の保身に拍車を駆けた。
絶対的な権力者でありながら強烈な悲哀を背負った伊達原。
香川照之さんが演じたパワハラ王大和田とは全くタイプの違う人物であり、自ら滅びの道を望む潜在意識が見え隠れする役回りを、狂言師独特の、善から悪に瞬間的に切り替わる持ち技で演じきっていた。
明墨・伊達原のそれぞれの背景を基に、長谷川博己さんと野村萬斎さんという二人の名優が、地味としか言いようのない法廷長回しのシーンで演じた丁々発止のやり取りは、ドラマ史上に残る名シーンだった。
もちろん、due processや訴訟手続きに於いて、このドラマは法規どおりではなく、そこから突っ込みを入れることはたやすい。
しかし、これはフィクション。ドラマの制作側が意図する、国民が生命・身体・財産・安全・安寧を保障され担保されるような理想社会のパラレルワールドとして、あるいはそうあってはいけない社会の反面教師あるいは木鐸として作り上げた世界なのだと理解したい。
結論として、大変な力作ドラマだと思うし、これ以上の続編も必要だとは思わない。完成された傑作だと思う。
最初から最後まで面白かった。
個人的に久々日曜劇場のヒットという感じ。
高評価だったVIVANTより自分は好きだった。
エンタメ性ありつつメッセージ性も深い人間とは何か法とは何か罪と罰善と悪様々な表裏、神の創造に踊らされる人間社会古代から変わらぬテーマですがアンチヒーローというダイレクトな切り口が適材適所な俳優陣により見応えあるものになってたと思う。(野村萬斎さんがやり過ぎでしたがまあこれは日曜劇場名物と差し引きます。)正義の裏はまた正義、赤峰の信念はアンチヒーローの適性ありと見抜いていた明墨グレーな人ですねー様々な色を持つ人間たちのこの先が見たい!続編期待してます!
評価が高いので録画を観ているが、どうしても途中で寝落ちしてしまう、あと二話位なので完走したい!
裁判、冤罪とは別に、若き検察官の時空を超えての魂の絆、志水と娘、麻生祐美とその娘モモセ、伊達原検事正と娘、側面だが、この絆も若き検察官、弁護士達の使命感を突き動かしていたと思う。
モモセが亡くなっても尚、アキズミ、緑川に託したものは尊い。
香川が出禁になっている今、野村萬斎のまさに狂言めいた役柄は的役、いや、野村萬斎の方が良かった。香川が検事というだけで嫌悪感を抱く女性もいるであろう。狂言師とは言え、世田谷パブリックシアターの監督をしたり、映画陰陽師主役、アガサクリスティドラマ主役をこなしている。不祥事を嫌い、東京オリンピックパラリンピック式典部統括プロデューサーを椎名林檎達を率いて降りた。
最終回メッチャクチャ良かった
最初から最後の最後までつまらないシーンが一つもなく、何でもないシーンにも何重にも伏線が張られていて一瞬も見逃せないほど密度の高い作りだった。
毎回毎回こんなに待ち遠しく、観た後の満足感がこんなに高い作品も久しぶり。
法廷での直接対決はとても見応えがあった。通常、セリフのやり取りだけで大きな動きのない会話劇、しかも法廷でのやり取りは手続き的なやり取りも多いためになかなか観続けるのがしんどいものだが、実際にはなかなかあり得ないだろうが、あえて被告に自由に検察と直接対決させたことでドラマとしてのクライマックスが大いに盛り上がった。脚本の面白さはもちろんだけど、2人の役者の力量によるところも大きい。
終わってしまって非常に残念であると同時に、この長い長い戦いにようやく決着がついたことにもほっとしている。張り詰めていた神経がふっと緩んだ感覚。
良い作品は続きが観たいと思うものだが、この作品はこれで、長い長い映画を観終わった後のような充実感と清々しさを大切にしたいとも思う。
寝落ち分かるよ。
だってつまらないから
難しい用語ばかりで捲し立てて
ほとんどの方には理解出来ないストーリーを
作っているのも😢
よう分からん🤷
志水さんが助かってよかった。それにしても再審が始まるまでに死刑が執行されたらどうするんだろうとハラハラしながら見てました。今や死刑制度のある国は中国、北朝鮮、それにサウジアラビア、イランなど中東諸国に絞られつつあります。先進国ではアメリカのみですが、アメリカも執行しない州が多いそうです。早く日本も死刑制度は廃止するべきです。冤罪で執行されたら取り返しがつきません。日本が中国、北朝鮮並みなのは悲しいことです。被害者の無念は別の方法で晴らすべきです。
緑川は最初からチームだったんだね~。
それくらいな感想。
最初から最後までつまらないドラマです。
まあ所詮チャンネルレビューの感想は
参考にならないですよ。
遠慮無く本音を言うと、このドラマをきちんと深いところで理解して高評価を入れるには、かなり高度な知的能力や感性が必要だった。
むしろ中身は空疎なのに、大袈裟な音楽とあくの強い演技と派手な演出、これみよがしに後を引く展開などで視聴者を引っ張ろうとするあざとさを感じた。最近のドラマの多くの常套手段で、これに限った事ではないが。
何だかんだ言って面白かった。
まぁ、ゲストを含めてこれだけ豪華で芸達者な俳優達が揃っているんだからは、それなりに面白いのは当然だろう。
しかし、ドラマの出来としては終わってみれば実に普通。裏テーマとしてえん罪や司法の暴走の恐さを描くというような骨太の社会派的なものはあまり感じられず、あくまで話を面白くする為に題材で使いましたという程度だったのがちょっと残念だった。
そこはもう少し司法の在り方と正義とは何ぞや?を演説なんかで強烈に訴えて、視聴者達に問いかけしたりとやや説教臭くしたりしても良かったのではと思っている。
そうすれば「エルピス」と並ぶ作品になっただろう。
「エルピス」も冤罪事件を扱ったものだが、あれはジャーナリズムとは何ぞや?を強烈に問いかけ訴えたドラマではあった。
その点がちょっともったいなかった気がする。
それにしても、堀田真由ちゃんは作品運が実にいい。また今回もしっかり爪痕を残しておりました。
女優としての最大の資質である良い作品に廻りあう作品運の良さに関しては、若手女優の中では断トツに持っていると思う。
恐らく十年後は大女優になっ ているだろう!
申し訳ないけど野村萬斎が話すシーンになると、テレビのボリューム下げたくなります
で、笑いが出てくる
ここは舞台じゃないんだよと
検事役に合わない
まぁダークな検事役で選ばれたんだろうけど、長谷川博己とも合わない
結局1話から最終回まで冤罪ストーリーですか?
どうでもいいシーンが多すぎてかえってわかりずら
くするの、やめて欲しい。
また星5で長文の必死な絶賛も
最早関係者が必死になってて(笑)
明墨が、「罪を犯した者は責められ続けなければならないのか?」と緋山に問われた時に、「志水の再審決定に協力してくれたからといって、あなたの罪が軽くなるわけではない。」と言った点、これがこのドラマの唯一の落ち度だった。
無理に協力させたのは明墨で、それによって控訴審の心証が悪くなり量刑が重くなる可能性があるわけで、明墨は緋山に七重の膝を八重に折って謝罪すべきだったとは思う。
ただ、ドラマに描写された緋山の性格からして自殺も心配されたところで、明墨から「死んではいけない。遺族に誠意をもって向き合え」のセリフを受け、正座して遺族へゆっくりと手紙を書くシーンに安心感を覚えた。
まあ、ドラマの不手際と言える不手際はこれくらい。
今期のドラマアカデミーでは、主演女優賞以外(主演女優がいない)の賞を総なめにして、このドラマの価値を示すことになるだろう。
スポンサーリンク