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合計 | 74件 |
企画、監督、脚本宮藤官九郎
池松壮亮、仲野太賀、渡辺大地が出演
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心幸って人は、人の感想にマウント取ってるの?
慌てて原作読んで、とか失礼だと思うんだけど。(まさかクドカンを指して言ってる訳じゃないよね)
辛い悲しいエピソードでしたね。
ただ理想の世界に目を向けている父親でも、現実の空腹には耐えられない。
庇護者のように父を守ってきた少年。
その働きから解放されて、プールで子どもに戻った姿に涙しました。
初回の六ちゃんは、心を病んでいるのか、何か障害があるのか、自分を市電の運転士だと思い込み、毎日仮設住宅の周りを走っている。女の子を負ぶってあげた事から誘拐を疑われた彼を、仮設住宅の住人達が庇う。普段は無関心を装って見ない振りをしているようで、変わった人を排除したり差別したりせず、さり気なく見守っているのが伝わり、温かい気持ちになった。
タツヤは震災で父を亡くし、幼い弟や妹を守って来た。なのに、母親は風来坊の長男を溺愛し、長男がふらりと現れては金を無心する度にお金を渡す。タツヤの進学費用も、再婚相手の入院費の為に借りたお金も渡し、遂にはタツヤが家族の引っ越し費用に貯めたお金も無断で渡してしまう。挙げ句、タツヤに向かって「あんたは優しくない」と言い放つ。タツヤが家族の為に耐えて来た思いには気づこうとしない母親。あなたこそ優しくない。母親の前で辛い思いも優しい言葉も口に出来ない、不器用なタツヤが切ない。
なるほどなあ。
そうやって見ればいいのか。
深いよ、深すぎるよ。
原作を知らない私は、ニャンコの回を見ながら、この親子が人の情けの中に生きて、そこそこ身が立ったらアッサリ年季明けのそれみたいに振り向かず去って行き、それを複雑な思いで見送る主軸の誰かと、妙に満足して気にもとめないベンガルさん的な終いになるのかと思ってたら、違った(笑)
浅いね…己。
高みの見物じゃ見られないドラマだね。
地球はこれでもかってほど舐めんなよってほど大きいけど、善人である為には知らずに通り過ぎたい「知ってる世界」を描いてるよね。
いつの間にか、私はもう卒業したなんて安心したふりしてるけど、確かにそこある業の深いお話し。
生きるって難しいですね。結果的な偽善は誰の手の中にもあって、降りてこれないならせめて何を矜持に生きるべきか、こんなの見ないとしみじみ考えませんよね。
たんば老人は「レ・ミゼラブル」の司祭の様な人だと思っています。
「…君が生きている間だけお父さんは生きている」たんば老人はそれを伝えたかった。何時も喧嘩ばっかりしているタツヤと半助にこの二人似てるんだけどね笑
笑
お父さんへの想いも街への想いも、結局中途半端な優しさも(笑)たんば老人はヒヤシンスでタツヤの命を買いました…(笑)
会いたくて会いたくて震える…ですか。
西野カナさんですか? 歌詞使うの好きですね宮藤官九郎さん。かつ子ちゃんはオカベに会えてオカベが居てくれて本当に良かった有難う宮藤官九郎。
そんなオカベに弾き語って欲しい曲があります。
下駄を鳴らして奴が来る
腰に手拭いぶら下げて
学生服にしみ込んだ
男の匂いがやって来る
あゝ 夢よ良き友よ
お前今頃 どの空の下で
俺とおんなじ あの星みつめて
何想う…♪
あの曲弾き語って欲しい。
夢を抱えて 旅でもしないか
あの頃へ(笑)
今回はトリカブト事件と仮設解体。
13年も住んだ仮設住宅から出るのは寂しいだろうが、すぐ側に別の仮説へ行けるのだから贅沢は言えない。
マンション型のそれに変わると横のつながりが希薄となるが、元々ナニの前はそうだった。
実際に困るのは見守りが無くなる六ちゃんくらいだろう。
それから、たんばはヒヤシンスと知らずにトリカブトを食わせたのだろうか?
案外、自分用に世話をしていたんじゃなかろうか・・・。
昭和40年代くらいの設定にすれば無理がなかったのかも知れないが、見る人が限られてくるのかな。
「噂は瞬く間に広がり瞬く間に忘れ去られる」「水に流すと」という文化がある国に生まれて良かった話。
「親おもい」も「プールのある家」も
「がんもどき」も「毒」をつけてしまえば簡単な話。
けれど、彼も彼女もあの子も「毒」という言葉を知らないそういうのもこの関係につけることを知らないし、もしも彼も彼女もあの子も「毒」と、つければ簡単だと知っても使わないだろう…と想像する。
山本周五郎の「季節のない街」は1962年昭和37年初版 泉谷しげるの「春夏秋」が発売されたのは10年後の1972年昭和47年です。せめて昭和40年代から昭和50年代の話しなら伝わりやすかったのかな世界観がと思いますが、現代に落としたかった宮藤官九郎さんの思いも伝わりますと私は思います。
かつこが戻ってきたときの
女たちの迎え方が自然でホッとした
かつこの妊娠が夫のせいと知った叔母も。
前編のあと、叔母さんが帰ってきたら
かつこも責められるんやろなって
思ってたので、叔母さんのとつとつとした
夫への語り口がすごくいいと思った
トラは名演で凄いネコちゃんですね。
国民的美少女の小田茜さんがお母さんか〜なんだか妙に沁み沁みしました。
そうこの原作はこの沁み沁みを味わう作品。
たんば老人の言葉は何時も沁み沁みと深い。
原作は日記を読むように日常が淡々と綴られている。
ドラマはうまくそれをドラマにしている。
今回ドラマは、おかべが好かった。
ものの本質を見抜く真っ直ぐな優しさを持ってかつ子を見抜くおかべが好かった。「デキの悪い子ほど可愛い」のタツヤは分かりやすく拗ねていて可愛かった。
日陰を選んで咲く花もあるそんな話もあり、そこにはそこの悲しみもそして喜びもある山本周五郎の「季節のない街」はそういう細やかなおもいを集めた短編集だ。宮藤官九郎さんのおもいが伝わってくるようなそこへの愛があるドラマだと思う。
深夜に観るとクルね泣く。
第6話「プールのある家」
ホームレスの親子も六ちゃんもこの街全体が人間の優しさや幻想で出来ているんだと思って観てごらんって分かんなくてもイイ。何時かフッと思い出した時に分かることもあるから。きっとフッと思い出す時はあのホームレスの親子の人生にタツヤや半助みたいに涙するのだと思う。そういう涙が分る人になりたいと私は何時も思う。この物語は普通に生きるものたちの優しい幻想です。ホームレス親子は清貧で父は哲学者で息子は清らかで気高くて、そしてそんな二人を包容する街は懐が深く優しく慈愛に溢れている。
悪者を探そうという見方だと良さ分からないと思う…今は分からなくてもイイから縁があって観たなら観れたなら覚えていて欲しい。人を裁かない物語も有るってことを。
あの少年が夢見た通りプールのある家に今度は彼は生まれて来る。父親はやっぱり当然平然とリッチマン今度はリアルリッチマン(笑)
何にも無かった前世を羨ましく思ったりしないだろうか?リッチマン。
息子は早目に来世に行けて良かったのかな?今度は息子がリッチマンの父親かも知れないね。リッチマンまだ現世で頑張るみたいだから…。
「牧歌調」より「僕のワイフ」が清々しくて好かった
(笑)
タツヤは、また自分の正義や幸せの定規を使って人に線を引こうとした。お母さんにとっての幸せってなんだろう?島さんにとっての幸せってなんだろう?
「彼女は僕のワイフなんだ!」「お兄ちゃんも家族なのよ!」ハッと気づけるタツヤはとてもいい奴。
それにしても、凄いワイフだと思った(笑)彼女の輝きを見つけて彼女と心通わせることが出来た島さんって凄い。野村監督とサッチーさんが何故だか思い出された。
コメディータッチで見やすかったが、これがどうしたの?という内容だった。
コメディーとしては弱く、AVとしたら最低だ。
塚地・前田夫婦の異父兄弟と合わせ、人類愛を描いたつもりだろうか???
30年前「どですかでん」を見た際、気分が悪くなったエピソードがこれだった。
黄色と赤を強烈に覚えている。
夫婦交換のようなものをしていた記憶があるが、もっと臭うような描写だったように思う。
当時は若く、とても笑えなかった。
これも愛の形なのだろうが、どうせ見るならヘンリー塚本やながえスタイルの方が楽しめる。
退散だ。
タツヤは優しいね。
以下第3話ネタバレてます。
何も聞かずに問い詰めずにスパイみたいな生業をしてしまったと悔いる半助に新しい仕事を紹介してやると話す。
デキの悪い子ほど可愛い母ちゃんに可愛がられたくて酒を飲む優しい人だよね(笑)
たんば老人は優しいよね。
勝ったんだか負けたんだか分からないけど
半助の懺悔を遮り自分の秘密をうちあける。
優しくて奥ゆかしいよね。
飼い主が仕事を始めたら出て行くトラみたいに(笑)
そして半助は、また嘘をつく
「なんか変わったことは?」
「とくにねっす」
アイコンがトラなのが粋(笑)
優しくありたいと思うなら
この優しさを感じ取れなきゃ始まらないかなと思った(笑)
なんと…
あれは橋本環奈でもニャンコでもなく、やたらシャウトしまくる立派なオッサンだったのですね…
こちらも余りに立派な妖怪になったせいか、オッサンもニャンコも井川遥すら差異が認められず…
いや寝過ごすところでした
おはようございます
ぺこりん
半助と猫のトラは尻尾が二つや三つに割れているような体も顔も大きな実は三毛猫の雄(笑)
宮藤官九郎が黒澤明が「どですかでん」で端折った「親おもい」と「半助と猫」を2話3話と丁寧に描くことに宮藤官九郎の想いを感じずにはいられません。
悪人正機
悪人こそ救われる価値がある。
ここで言う悪人とは煩悩の塊のか弱き人です。
弟の金を母の金を充てにしたり親子や兄弟身内の情に溺れてみたり、たった1人の兄を疎ましく思うくせに母には感謝されたくて感謝されないことに傷ついたり自分が自分のおもいにその人を当て嵌めていることに気づかなかったりするか弱く煩悩の深い普通の人です。
弱さや狡さを曝け出せる強さを持ちたいものです。
そのことを、宮藤官九郎は描きたいのではないでしょうかね。
たまたま人を殺めなくても生きることの出来る時代に国に生まれた縁と運。
たまたま人のものを奪わなくても生きて来ることが出来た境遇に生まれた縁と運。
全てが授かりものとおもえる謙虚さ。
そんなものを私はこの物語に感じずにはいられません。
そうして、今あれることに感謝したくなる物語です。
コンビニや飲食店を回り、余り物の食料を貰って生活するホームレスの父と子。元々家の無い彼らは、仮設住宅に住む事を許されない。猫にまで頭を下げる子供がいじらしい。さり気なく父子に手を差し伸べるコンビニ店員や、日本料理店の店主。行政の手で父子のダンボールハウスが撤去され、街を去る父子の後ろ姿が寂しい。でも、たんばがライトバンに2人をかくまっていた。弱者を切り捨てる政治と、人の温もり。震災で1人生き残った半助の複雑な心情も見えて来て、味わい深い。
原作小説も映画もタイトルしか知らないで観ました。正直、第1話は「なんじゃこりゃ?」でした。
しかし、2話も3話も素晴らしい。人の心のなんとも言えない所をくすぐり、転がし、ぶっ刺す!大傑作。地上波放送ありがとうです。
いやー……、
まんま父親の話かと思ったよ(笑)
まあうちの親父は長男だったけど。
うーん、思わず身の毛がよだつ程の完璧過ぎる「業」の話だねえ。
恐ろしい秀作だと思いました、原作が。
そうか、飲み込んでやり抜く方は更なる業を背負って生まれてきてんだろね。
まあ、後片付けは順送りですね。
笑ってしまうほど良かったです。
このあと見れるかなあ…(笑)
流石だ。
原作で1番好きな話しだったのでリアタイしました。
仲野太賀真骨頂でした。
脚本上手く令和に落とし込んでますね、こっちはシンゴ生きてたし(笑)
ちょっと、シンゴが毒兄貴みたいで母ちゃんは馬鹿な毒母みたいに見えなくもなくてタツヤ1人可哀想に見たらね、駄目なんだと思いますこの話。
以下原作ネタバレてます。
世界が昭和30年代の原作は、兄ちゃんは特攻崩れで終戦で特攻出来ずに命拾いした代わりにアイデンティティの崩壊に苦しむ変わり身の下手な若者で、父ちゃんは復員兵で結核で吐血して倒れる。母ちゃんは廃品回収のゴミ拾いしてその日をしのぐ。タツヤはそんな家族を助けるためにバイトして進学も諦めて働いてお金を貯めるんだけど、兄ちゃんは金の無心にやって来る。なんとか通帳を守ろうとするタツヤ。兄ちゃんが死んだ夜兄ちゃんの死体を抱き締めて母ちゃんはタツヤを詰るんだ、、母ちゃんはデキの悪い兄ちゃん終戦から戦後へ上手くギアチェンジ出来ない兄ちゃんが心配で、可愛くて仕方がないの、そんな兄ちゃんにちょっと切ない母ちゃんへの想いを滲ませるそんな想いを将棋を指しながら、たんば老人と話すの、それが原作。
タツヤは別に母ちゃんを憎んでいないし兄ちゃんは面倒な奴だと思っているけど憎んでいない、むしろ羨ましく思っていると兄ちゃんを亡くして知る。母ちゃんはデキの悪い罪で心配な子ほど可愛くて…それが親不孝は親孝行という想いに行きつく「親おもい」なんです。
これが、情とか業とかいうやつなんじゃないだろうかと思った。原作で1番好きな話しでした。
上手くアレンジして令和の話に落としてありましたね。と、言うか仲野太賀はやっぱり上手いなと思いました。
世界観がぶっ飛んでました。
戸惑いながら見始めましたが、なるほど吹き溜まりに咲く逞しく心優しい花達の話し?
でいいのかな?
と思って見終えました。
面子は味のある人達ばかり。
とりあえず、見守ります。何様や(笑)
クドカン、大友、はいり、荒川、皆川で東北が舞台で「あれ」関係って、あのドラマを思い出す。しかし第1話を視聴して、この世界観が受け入れられなかった。2話まで観て続けるかやめるか決めたい。
あ、みっけ。
ずっと探してました、この感想欄。
すごいねー(笑)
凄い凄い笑
とりあえず拍手👏
山本周五郎の短編集「季節のない街」を下敷きに作られているそうで、吹き溜まりに生きる人々の人間模様や親子や地域の人々の心の機微を令和の若者たちでどう表現なさるのか興味深いです。
闇雲に争うことを好まず、麦のように踏まれて強くなる人間の逞しさと吹き溜まりに吹く哀しくも優しい風が1面の麦畑を思い起こさせるような短編集だった。
半助、タツヤ、オカベ、六ちゃんたちの爽やかでもない青春群像劇って感じなのかな。
猫様が可愛かったです。
猫様の名演に期待を込めて初回星4つです(笑)
深夜枠で豪華な俳優陣に驚きました。エンドロールでえっ!この人出てた?と思った人が数名いました。独特の雰囲気や服装で誰か分からなかった。それにしても濱田岳は良くでますね!ちょっと、またか、と思った。いずれにしても、どんなドラマになるのか今後の展開が楽しみです。
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