3.82
5 | 12件 | ||
4 | 4件 | ||
3 | 1件 | ||
2 | 0件 | ||
1 | 5件 | ||
合計 | 22件 |
(全5話)
原田マハによる美術小説を高畑充希主演でドラマ化
原田マハによる美術小説を高畑充希主演でドラマ化
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名前無し
素晴らしかった。毎週楽しみで、早く続きが見たいと待ちわびた作品だった。
映像が美しく、舞台に使用された建築物や庭などもどれも見事で、清廉でキリッとした空気感までが映像を通じて伝わってくるようだった。
京都に残る日本古来の文化や美しさを堪能した。
俳優陣も素晴らしかった。
高畑充希演じる菜穂は、第1話では幼く、情緒も不安定で若い娘の印象が強かったが、回を追うごとに落ち着きを増し、顔つきも精悍になっていき、最後には母親として一人の女性として覚悟を決めた強さ、ここに根を張ろうとする生命力を感じさせた。静かに真っ直ぐに見つめる目が美しかった。
色彩豊かで美しい映像を背景に、漆黒の影を落とす照山を演じた松重豊の怪演がなければ、ここまでの緊張感は生まれなかっただろう。
あふれる才能を持つ親友に嫉妬し、引き取ったその娘にもまた受け継がれた才能に嫉妬し、自らの嫉妬に焼かれて鬼の形相で悶え苦しむ照山の姿が、目に焼き付いてしまった。
思い通りにことが運ばず、追い詰められて徐々に目に狂気が宿っていく一輝を演じた風間俊介もはまり役だった。妻を大切にする夫という役割を完璧にこなしながらも表面的で、コントロールしようとする、こういう役を演じると本当にうまい。
圧倒的な異質感を醸し出し、ただそこにいるだけで常人ではないと感じさせるSUMIREの存在感もとても良かった。
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