3.95
5 12件
4 3件
3 0件
2 2件
1 3件
合計 20
読み おしん
放送局 NHK
クール 1983年4月期
期間 1983-04-04 ~ 1984-03-31
時間帯 月曜日 08:00
出演
少女編(第1回〜第36回)
青春編(第37回〜第86回)
試練編(第87回〜第136回)
自立編(第137回〜第185回)
太平洋戦争編(第186回〜第225回)
再起編(第226回〜第261回)
完結編(第262回〜第297回)
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名前無し

BSで、おしん→なつぞらと観ていて、始めはなつぞらのついでに観るつもりだったけど、今はグイグイおしんに惹かれている。因みにおしんは初視聴。

小林おしんは、いわゆる今の子役オーディションを勝ち抜いたような大袈裟な演技じゃなく、見ていて愛おしくなるほどおしんそのもの。
田中おしんは凛として女性から見ても魅力的。
セットも簡素で映像も音響も悪いのに、充分今の時代の視聴に耐え得るところ、本当に凄いドラマだと思う。

「おしん」という名前を知らない日本人はいないけど、私の中にあるおしんは、貧乏でいじめにあって、いつも堪え忍んでいたイメージだったけど、それは違うこともわかった。
割と言いたいこと言うし、頑固だし、人間関係にも恵まれてる。
でもそれがちょっとホッとする。
最後は商売で成功することもわかっているから、安心して見れる。

今回ここには初投稿だけど、おしんだったらまだまだ幾らでも感想が出てくる(笑)w
今期朝、心を揺さぶってくれるのはおしんだけ。

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名前無し

おしんが海外でも支持されている一つの理由は、現在もなお、極貧の生活、児童労働、過酷な生活を日々生きている方々がおられるということも無関係ではない。おしんの世界をリアルに経験した人には、心に刺さる作品であるだろう。

ただ、いくらおしんが素晴らしい作品であるからといって、そのような時代を全く知らない世代の心を打つかと言えば、必ずしもそうとは限らない。何より、視聴しようと思えないという、別のハードルが存在する。

おしんが放送されていた当時は、上り調子の経済を謳歌しており、人々は苦労の後には幸せが待っているという疑いの余地のない信念をもっていたから、このドラマを楽しむことができた。

しかし、20年にわたる氷河期を過ごし、働き方改革が叫ばれる現在、おしんのようなハードワーカーや、艱難辛苦に耐えればそれが後々報われるだろうというドラマというのは、親の世代の説教にも近い違和感が感じられなくもない。

このドラマ自体の魅力は、時代を超えて輝くことは間違いない。心を打つシーンの数々、すばらしい俳優陣の魅力、脚本、演出、傑出した作品であることを否定するつもりはない。

しかし、停滞した経済状況、閉塞感の中に長く閉じ込められている現代の人々にとって、人生を鼓舞され、自らの人生に重ねて深く味わい、共感できるものからは遠いものだと思う。

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