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合計 | 22件 |
読み | ひっさつしごとにん2019 | |
放送局 | テレビ朝日 | |
クール | 2019年1月期 | |
期間 | 2019-03-10 ~ 2019-03-10 | |
時間帯 | ||
出演 |
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上の方の人も指摘されてる様に
最強の敵と言うには、仕事人の脅威にもならず
(西田さんのアドリブかもしれないが)仕事人と気づいた時の
狼狽えぶりは、ダチョウ倶楽部の上島竜平みたいで
どこが最強やねん!!とつっこんでしまった。
せめて持論を曲げず、小五郎を眼で圧倒しつつ
潔く仕置きを受ける位の、開き直りと潔さっぷりある
悪役を期待したんだが・・・
あと細かい点だと
庄蔵さん、死んでるのに自分から籠の外に倒れるなよ!!とか祝言の真っ最中に、いくら周囲の意識が余所に向いてるからといって
横からブスリなら判るけど、わざわざ刀見せて正面から刺して
更に死体を金屏風の裏に移動なんて無理だろ!!とか・・・
もうちょっと丁寧に作って欲しかった。
以前の必殺は、もう少し人情があった気がした。
顔見知りの真面目な若者がおかしなことになっていくのに、誰かどうにかできなかったのだろうか。
長屋の再建を手伝うだけの親切心はあるのだから。少し介入して救おうとしていれば、仕事人の株も上がったと思う。
落語をドラマ仕立てで見せる、他局のドラマもおもしろく見ていたので、そういう人情物語みたいなのを期待したけれど、ストーリーがイマイチだったと思う。
演じている人達はとても魅力的で良かったけれど……、バブリーな展開というか、お金に目がくらむみたいな話に、あまり共感できないというか。もともと、そんなにお金ほしがってなかったみたいだったし。
許嫁同士、殺し合うという話も殺伐としているし、仕事人のほうのかかわり方も、何かひっかかるし、ちょっと救いがないというか。
時代劇じゃなかったとしても、現代劇としても、ストーリーにあんまり魅力を感じなかったと思う。
我慢に我慢を重ねて、最後の最後どうしようもなく、復讐を決意するようなら、共感できたと思う。こんなにモヤモヤする結末になるなら、普通にベタなお話がよかったかも。
脚本家が昼行灯を理解してないのか、それとも差異をつけるため敢えてそうしてるのか知らないが
主水はちゃんと表の仕事の時も、違和感を感じたら恐れながらと進言してるんだよね。
上司の田中様が無能(先入観の塊)で却下されてるだけで。
小五郎は表の仕事は最初からやる気なく、疑問感じても
上司に報告もせず、自分で勝手に納得してる。
これじゃ只の怠け者だよ。
まず、上総屋については完全にインチキ。怪物悪役というのは殺す側にも恐怖を与えてこそ。最初からコケ脅しの感は見え見えだけにラストの殺しは安定のお粗末ぶり。脚本は例によってお得意のノリだが、変節漢は昔の必殺でも散々描かれてるだけに唐突に驚かせたいだけのレベルにとどまっている。そして一番のツッコミどころは”事前に裏を取らない”小五郎チーム。何故十年以上もやってるくせしてああも洞察力が皆無なのか。かつての必殺なら主水ならずとも仲間の仕事人ですら怪しむレベルなのに勝手に中途半端な仕事を決行するとは…弥吉とおたねがあんな結末になったのははっきり言って小五郎達の責任である。おたねのラストもモヤモヤするばかり。まさかここまで三流だったとはね。冒頭や中盤のヒガシの殺陣も直線的で主水のSEをねじ込むのも不快でしかなかったし。一見丁寧に見える描写も穴だらけ。作り手の仕事人達も改善しなきゃダメなのかな。
弥吉は、転落するような隙のある人物として描かれていなかったと思う。お金をほしがるとか、出世欲があるという伏線も特になし。それなら、最後までいい人で通してほしかった。
例えば、弥吉が悪い商人に騙されて殺され、おたねが弥吉の復讐を決意するというふうにしたほうが、切なくて、すごく感動できたと思う。
心優しい弥吉が上総屋の催眠術にかかるかのように、言葉巧みに誘導され、操られて悲しい結末を迎える物語。
物語の前半は、お金に執着している様子など微塵もなく、許嫁については頑として譲らなかったから、物語の急展開に驚かされたが、上総屋が徐々に篭絡していく手管は見応えがあった。
桁違いの大金、大店の主の身分、名字帯刀を許される地位と、弥吉は徐々に上総屋に幻惑されていく。
絵に描いたような善人の弥吉が、悪徳商人の罠に堕ちて心を凍らせていく様は、真面目な性格の裏返しなのか、言われた通り、真面目に悪事を行っていく様子が恐ろしい一方、ひどく哀れでもあった。
ただ、最後に弥吉を単なる悪人扱いで終えてしまったところは残念に思う。勧善懲悪の結末をつけるためとはいえ、当初、許嫁の母親の墓を建ててやりたいという願いからお金への執着が始まったようだったし、もともとは優しく誠実な人間。
やはり、意図して罠にはめ人生を狂わせた上総屋をこそ厳しく糾弾すべきで、弥吉は哀れな犠牲者でもある。弥吉をただの悪い人間だったと切り捨てるような、終盤のやり取りには違和感を覚えた。
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