5 | 16件 | ||
4 | 17件 | ||
3 | 13件 | ||
2 | 12件 | ||
1 | 12件 | ||
合計 | 70件 |
投票数が同じ場合は新しい順です。
レビューの時間をクリックすると、そのレビューの書き込まれている位置に移動します。
第5話。今回はイマイチでした。自身の娘と真犯人を重ねて全ての罪を被ろうとする男…他の刑事ドラマでもよく見るシチュエーション。よくある犯人捜しドラマでした。
このドラマにおいて大切な「僕に3分~」も全く響いてこなかったし。穴埋め回なのか…他の刑事ドラマで用意してボツになった脚本を流用したのか?と疑いたくなってくる。第4シリーズと似たものを感じました。
又、せっかく容疑者が佐倉さんの知人設定なのにほとんど絡みもしない。(最初は佐倉さんのお当番回だと思って「やっと京都編のキャラを掘り下げる気になったか!」と思っていたのに)
メイン脚本家でないとキャラ設定に関わるエピソードは作れないのだろうが、なら中途半端に出すな、と。
第4シリーズ並みに「遺留捜査」を理解していない脚本だと思いました。
このドラマの良さはストーリーに多少の無理があっても
「僕に3分だけ~」以降の糸村さんの話の説得力次第で全てOKになるという所だと思う。
前期の第4シリーズはそれをメイン作家以外のほとんどの脚本家が理解していなかった。
今期はまだ2話だが、今の所はよくできていると思う。
名家の遺産相続争いを大胆なミスリードにしてこの犯人というのは、ミステリーのルールとしては無茶だと思うが、完全に意表を突かれ、爽快だった。
ゲストの櫻井淳子、銀粉蝶、久世星佳に目を奪われたし、また犯人役の女優さんは声優もされているそうで、いわゆるアニメ声には邪悪さが感じられず騙されやすいということに気がついた。
伏線は欲しかったけれども、毎回ちゃんと捻ってくれる。
3話目。今回はいきなり事件の捜査から入ったので視聴していてやや置いてきぼりを食った感じ。話の進め方も丁寧なようで荒い。
それでも「僕に3分~」の内容に納得ができれば丸くおさまってしまう不思議なドラマ。でも今回は満点ではないかな。
安定した面白さなんだけど、3分と言いながら場所が変わるのには吹き出してしまう。
ドラマだから、別にいいんだけどね。
糸村さんと村木さんの絡みは息抜きで相変わらず面白い。
次回も楽しみ。
上川隆也はなんでも演れる器用なタイプのカメレオン俳優ではないけれど、何をやっても彼の天然さが味わいあって貴重な存在だと思う。
男の目から見ても良い。
本作の番宣絡みで出演した『激レアさん』では、糸村と執事西園寺どちらにも見えた。
お芝居ではあっても、作っていない生来の性質のように思え、すんなり受け容れられる。
苦手な俳優や演出もあるが、ホルンから始まる音楽も筋も意識が高く、かつ押し付けがましさや衒いが無く、テレビの立場を良くも悪くもわきまえていて、気持ちよく観られる。
よくある刑事ドラマだという認識も少なからずあろうが、テレビドラマが良かった時代を思い出させてくれる良作だと思う。
”都心部なのに凶悪犯罪が殆どない暇な所轄”という設定の月島署時代はしっとり感・まったり感があり、糸村のキャラクターが立っていたと思う。
川あり、運河あり、銀座や丸の内のお隣り、下町情緒ありと、一話完結刑事ドラマにはピッタリの舞台でもあった。
課長(斉藤由貴)のダブル不倫の影響か、京都に赴任してさっぱり面白くなくなったが、まさかもう1シーズン続けるとはマーケティングが甘いのではないか。
誤解の悲劇や、犯人に対して上から目線で無いところ、結構な屈辱にも無頓着な上川隆也など、同類のドラマに一線を画す見どころのあるシリーズだけに勿体ない。
今シーズンで終わるような悪い予感がする。
スポンサーリンク