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見事に賛否両論わかれてるwwwやっぱり。録画で見ました。
やられた!と思いました。こんな無茶な設定を見事に押しきったなと。私は思いっきりのれた!冒頭の電車のシーン、セリフが一切ないことに気づいた時点で、ただもんじゃないぞと(ツイッター使うのが秀逸)。山崎努さんの演技は言わずもがなだけれども、勝地涼の新しい面(特にラスト、別れの顔!)が出てた。演技じゃない演技というか、抑えた表情で表現してたから逆に感じたというか。赤シャツの孫の苦悩が、説明くさくなく分かって、映像もかなりきれいだったし、もはやテレビというより、映画を見ているようでした。
確かに、整合性を求める人にはキツいだろうなと思います、このドラマ・・・特に朝ドラ系の安定したドラマとかが好きであれば。でも見え透いたドラマはもう飽きました。よりにもよってNHKがこのドラマを出したことが、面白くてしょうがない。
夏目漱石好きで、くたばれというタイトルにひっかかって、といいますか、タイトルの横暴さにムカついて見たのですが、すごく小説をリスペクトしてたし(フジの正月特番はなんだったのか)、松山がいかに気持ちのいい場所かも分かりました。温泉入りたい・・・。あと、坊っちゃんにけなされたのに、その坊っちゃんを今でも愛してる松山の人を、愛しく感じました。
この地域発ドラマはなかなか秀作が多いのだが、今回は全くの駄作だった。松山と言えば坊ちゃんとなるのはわかるが、脚本にあまりにも無理があり過ぎる。無理はあっても広島発ドラマの戦艦大和の乗組員が現代にタイムスリップする話は、戦時中の若者の苦悩がキチンと描かれていて、考えさせるものが有ったし、キャスティングも良いからラブストーリーとしても良く出来ていて、見事な作品だった。
確か、夏目漱石の孫で漫画家の方がいたはずだが、もう老人だと思う。この平成の世に赤シャツの負い目を背負った孫が、あの若者と言うのは説得力が無いし、お化けかなんか知らないが、坊ちゃんらしい頑固老人と絡めても、特に効果的に使われるているわけでも無く、松山中学でお化け屋敷をやるという発想は、下らない漫画レベルの発想で、しかも火事を起こすという、誇り高い松山市民から見れば腹が立つレベルのバカバカしさ、お粗末さだと思う。こんな無理矢理の坊ちゃんストーリーにするなら、日本一俳句が盛んな地域だから、高校生の俳句クラブに絡んだ青春ストーリーでもやった方が、松山の名所の紹介も出来るし、風情も感じられるドラマになったのではと思う。北海道、仙台に続き残念な地域発ドラマだった。
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